特撮ドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』のルパンエックス/パトレンエックス/高尾ノエル役で人気を博した俳優の元木聖也が30日、自身初となる子供向けのアクロバット教室を都内にて開催した。

平成最後の日を元木と過ごそうと集まった応募は、約1,000組2,000人。抽選で選ばれた60人の子供たちが、元木から直接アクロバットの指導を受けた。特技のアクロバットで教室に登場すると、満面の笑みで「平成最後の日に来てくれてありがとう!」と子供たちに挨拶。準備運動で身体を慣らすと、前転や後転といった基本の動きから、棒の上を歩く「レールバランス」、元木の補助を付きバク転体験まで、様々な技を子供たちに体験させた。2013年『おとうさんといっしょ』(NHK BSプレミアム)で、体操のお兄さんを5年間務めた元木は、子供たちとの接し方もお手の物。「いいね!上手だよ!」と褒めつつ「できなくてもいいんだよ、それでいいんだよ!」と優しく励ます場面も。最後は、元木が振り付けをしたオリジナル体操「ラッキーでいこう!」を初披露。子供も大人も一緒に声を出し、ジャンプやダンスをして賑やかに締めくくった。

今回の企画の構想は、2~3年前からあったという。元木は「やっぱり僕はパルクールやアクロバットが得意だから、それを直接教えられたら子供たちが喜ぶんじゃないかなと思って。『おとうさんといっしょ』や『ルパパト』で、子供たちと触れ合う機会が多かったのもきっかけですね」と振り返る。実際にやってみて「めちゃくちゃ良い感触があった!」という。「自分の頭の中で考えていたことを今回アウトプットしてみて、それがバチッとハマった感じ。自信にもなりましたね」と語った。「今回参加できなかった方たちが沢山いたので、今後は規模を大きくして、なるべく皆さんが参加できるようにしたいです。この教室をきっかけに、パルクールやアクロバットの楽しさに目覚めて、もしかしたら未来のオリンピック選手が生まれるかもしれない。そんなきっかけになれたら嬉しいですね」と今後の展望についても聞かせてくれた。

次回の元木聖也アクロバット教室は、今年の夏ごろ実施予定。規模を大きくして、今後も定期的に開催していくという。イベントの詳細や申込は、元木聖也オフィシャルファンクラブサイトにて告知していくとのこと。