西武鉄道は17日、池袋線・西武秩父線で運行開始した新型特急車両001系「Laview(ラビュー)」を初めて新宿線の一部区間で運転すると発表した。大型連休期間中の4月27日から5月6日まで、本川越~飯能間にて臨時運行を実施する。

  • 新型特急車両001系「ラビュー」(イメージ)

「ラビュー」の臨時運行は大型連休期間中、西武線沿線にある埼玉県内の観光地を周遊してもらうことを目的に実施。通常は運行しない新宿線・池袋線をまたぐ列車として、本川越~飯能間で特急「むさし90号」「小江戸92号」を運行する。

「むさし90号」は本川越駅13時5分発・狭山市駅13時13分発・所沢駅13時25分発・入間市駅13時43分発・飯能駅13時51分着。「小江戸92号」は飯能駅14時23分発・入間市駅14時31分発・所沢駅14時47分発・狭山市駅14時59分発・本川越駅15時6分着。川越エリアから3月に飯能にオープンした「ムーミンバレーパーク」へ、その後に川越の小江戸の街並み散策を楽しめる運行スケジュールとなっている。

臨時特急列車はいずれも全車指定席のため、乗車する際は乗車券の他に特急券が別途必要。本川越~飯能間で乗車した場合の特急料金は500円となる。

4月27日は「むさし90号」の発車に合わせ、本川越駅1番ホームにて12時30分から13時5分頃まで「Laview 新宿線初運行記念セレモニー」を開催。映画『としまえん』に出演した女優の小島藤子さん、川越市マスコットキャラクター「ときも」も出席する。