元TBSの吉田明世アナウンサーが、12日にTOKYO MXで放送された情報番組『バラいろダンディ』(毎週月~金21:00~21:54)にゲスト出演し、フリー転身後の悩みについて語った。

吉田明世アナウンサー

今年1月31日にTBSを退職し、2月1日からフリーアナウンサーとして活動している吉田アナ。今一番世の中に訴えたい事、心にくすぶる魂の叫びを思う存分放出するコーナー「言わせろ!!ダンディ」で、「局アナのフリー転身に世間は厳しすぎる」と訴えた。

当初、「局のアナウンサーを辞めるというのは、人が就職した仕事を辞めて転職することとちょっと近いのかな」と思っていた吉田アナだったが、「アナウンサーが局を辞めると『会社への裏切り』とかそういうことを言われがちなのかなと、この2カ月ぐらいで感じることが多くて」と世間の風当たりは厳しいようだ。

「辞めても好感が持てる方と、私みたいにあまり良くない……」「いろいろ自覚はしてるんですけど」と自虐ネタで笑いを誘いつつ、「本当にお世話になったので。細く長くお仕事できたら」とTBSへの感謝の気持ちも伝えた。

吉田アナの悩みを聞いたライムスター宇多丸は、「『女子アナ』は色眼鏡で見られがち。その視線が若干歪んでいて。会社員なのか、タレントなのかというところで、当然職場を移る権利はある」とし、「調子こいている」と受け止める一部の批判的な声を「人気あると思っているわけ? フリーで通用すると思ってるわけ?」と説明して吉田アナに同情。「人それぞれ事情が違う。宇垣さんのキャラを知れば、『この人はフリーになった方がいい』とみんな思う」と4月1日からフリーに転身した元TBSの宇垣美里アナについても触れていた。