4月1日から公演されるミュージカル『ハル』の公開稽古が1日、東京・赤坂のTBS赤坂ACTシアターで行われ、薮宏太(Hey!Say!JUMP)、北乃きい、安蘭けい、七五三掛龍也(しめかけ りゅうや Travis Japan)が出席した。

左から七五三掛龍也、薮宏太、北乃きい、安蘭けい

同舞台は、平成最後の春に上演する新作ミュージカル。Hey!Say!JUMPの薮宏太の10年ぶりとなる主演舞台で、病を乗り越えボクシングに挑戦する青年役に体当たりで臨む。

公開稽古後に報道陣の取材に応じた主演の藪は「昨年の12月から準備をしていたので、やっとこの日を迎えられて素直にうれしいです。みんなで稽古してきたので、皆さんの前で披露できることがとても幸せです」と緊張感よりも楽しみの方が大きいようで、「4月から新生活や環境が変わる方もいると思うので、そういう方の背中を少しでも押せるミュージカルにしたいです」と意気込みを語った。

藪と共演する七五三掛は「藪くんと一緒にできてすごく感動しています」と喜び、「稽古の期間にお尻を触られました(笑)」と仰天告白。七五三掛のコメントに「言い方変えようぜ!」と慌てた藪は「あいさつ程度のスキンシップです。親しみを込めたスキンシップですよ。もちろん男性にだけです!」とあいさつであることを強調し、七五三掛も「僕はそれを受けてうれしいです。愛をもらっています」と先輩の気遣いに感謝した。

プレスコールの直前には新元号の"令和"が発表された。新元号について藪は「素敵な響きですよね。令和と聞いてジャニーさんが頭を駆け巡らせていると思いました」と笑いを誘い、北乃も「美しい響きだし日本的な感じで素敵だと思いました」と好印象の様子。グループ名にもある平成(Hey!Say!)は今月で終わるが、「Reiwa!JUMP!に改名?」という質問に「考えていましたが、元号が変わっても変わりません!」と否定した藪は「元号は変わりますが僕たちの気持ちは変わりません。令和の時代も頑張りたいと思います」とさらなる活躍に意欲を見せていた。ミュージカル『ハル』は、4月1~14日(3・10日は休演)に東京・TBS赤坂ACTシアター、4月22~28日(24日は休演)に大阪・梅田芸術劇場メインホールにてそれぞれ公演される。