女優の木村文乃が20日、東京・台場のフジテレビで行われた同局開局60周年特別企画ドラマ『大奥 最終章』(25日20:00~22:54)の記者会見に登場し、「みんなで大炎上できたら」とアピールした。

『大奥 最終章』に主演する木村文乃

徳川8代将軍・吉宗(大沢たかお)の時代が舞台の今作で木村が演じるのは、吉宗の内助の功を貫き通した側室・久免。2003年から続く同シリーズに対して、木村は「強くたくましく華やかに生きていかれる方々のお話というイメージ」だったいうが、「今回はテーマが“家族”。幸せになれるのが一握りなのがおかしいと声をあげ、行動に移す人たちのお話でもあるので、そこが見どころだと思います」と語った。

今作のクライマックスは、大炎上のシーン。「今の時代に大奥がないのは、最終章でみんなが幸せになろうよと言う人がいたから…なんて想像しながら見ていただけたら、エンタテインメントって面白いなと思っていただける作品なので、ぜひ3月25日よる8時から、みんなで大炎上できたらなと思っております」と呼びかけた。

また、総額1億円超という豪華衣装も見どころ。木村は「3時間の中で23ポーズ着させていただきました。60周年記念ということで全部新しく作ってくださったそうなので、着る気持ちも大きいですし、金額を聞いてびっくりして尻込みしてしまうような気持ちもなくはなかったです」と吐露しながら、「浜辺美波さん演じる竹姫は、トータルで2000万(円)超えの衣装を着ているので、それを目の前にするとまだ少し気持ちが軽くなれました(笑)」と、ホッとした心境を振り返っていた。

会見では、その艶やかな着物に身を包んだ木村、小池栄子、鈴木保奈美が、それぞれランウェイを練り歩くショーも繰り広げられた。

  • (左から)鈴木保奈美、木村文乃、小池栄子