女優の木村文乃が主演を務めるフジテレビ開局60周年特別企画ドラマ『大奥 最終章』(25日20:00~22:54)に、小池栄子、浜辺美波、南野陽子、岸井ゆきの、松坂慶子、鈴木保奈美のいう女優陣が出演することが6日、明らかになった。

  • (上段左から)小池栄子、鈴木保奈美、浜辺美波 (下段左から)岸井ゆきの、松坂慶子、南野陽子=フジテレビ提供

『大奥~華の乱~』(2005年10月クール)に出演していた小池が演じるのは、徳川第6代将軍・徳川家宣の側室で、7代将軍・家継の生母・月光院。「声をかけていただいて本当にうれしかったです。『大奥~華の乱~』は、自分自身のキャリアを振り返るとターニングポイントとなった作品です」という小池は「今回のお相手が、ずっと共演を夢見ていた大好きな鈴木保奈美さんですので、『私がどうやろうではなく、どういうお芝居が目の前で見られるんだろう、そしてどう受けることができるんだろう』と、今からすごく楽しみです」と、女のバトルへの期待を語る。

その鈴木が演じるのは、家宣の正室・天英院で、小池に対して「とっても大好きな女優さんです。テクニックとパワーのある女優さんだと思っていますし、今回小池さんのメイクや衣装が濃厚だそうなので負けないように頑張りたいです(笑)」と意気込んだ。

浜辺が演じるのは、権大納言・清閑寺熈定の娘・竹姫で、「ずっとマネージャーさんに、着物を着て『大奥』に出たいと言っていたので、お話をいただいた際は本当にうれしかったです。今回、“最終章”ということで、年齢的にもギリギリ間に合って良かったです(笑)」と笑顔。

南野が演じるのは、大奥総取締・高瀬で、「そこ(大奥)が特別な空間であることをいろいろ表現できたら…と言葉にフシをつけたり…マユゲも落としました(笑)。“わかりやすく…でもわかりにくく…”、見てくださる方に楽しんでいただけるように最終日まで考えつづけます」と話した。

岸井が演じるのは、吉宗の子を身ごもる女中の多喜で、「新しいドラマに参加するのとはまた違って、皆さんが時間をかけて作り上げてこられたというところで、いい意味で緊張感も感じています」と興奮。

現在放送中のNHK朝ドラ『まんぷく』で岸井の祖母役を演じている松坂は、吉宗の生母・浄円院役で出演し、「女優として演じ甲斐のある女性がたくさんいらっしゃいますので、等身大の現代劇を演じられている時とはまた違う出演者の方々の魅力が出ている作品だと思います」とアピールしている。

また、主題歌を新人アーティストのRoys(ロイス)が担当することも決定。菅野美穂主演の『大奥』(2003年6~8月)で主題歌として歌われていた「I Say A Little Prayer」をカバーする。

  • Roys