歌手の酒井法子が、27日放送の『THE カラオケ★バトル―またやっちゃう?あの大ヒット曲、ご本人は何点出せるのか SP!―』(18:55〜)に出演し、11年ぶりに地上波で歌唱披露を行うことが13日、明らかになった。

  • 酒井法子

堺正章がオーナーを務めるゴージャスなカラオケボックスを舞台に、マシン採点による戦いが繰り広げられる同番組。2018年11月14日放送で好評だった“禁断のご本人採点”を行い、相川七瀬、堀内孝雄、水木一郎、石井明美、イモ欽トリオ、EPO、大川栄策、小野正利、葛城ユキ、嶋大輔、田中星児、鳥羽一郎、なかざわけんじ(元H2O)、橋幸夫、松村和子、宮路オサム、諸星和己、わらべなどが登場する。司会の堺もソロデビューシングル「さらば恋人」を熱唱する。

11年ぶりのテレビ歌唱となる酒井は、主演ドラマ『星の金貨』の主題歌として大ヒットした「碧いうさぎ」を、手話を交えて披露。膝上のミニスカートと、シースルーという衣装で登場し、今なお輝く美貌と歌声で魅せる。収録を終えた酒井は「今回この番組に呼んで頂けて、チャンスを頂けて、本当に心から感謝しております」と感謝した。

現在はディナーショーを含め、歌の仕事をやっている酒井だが、「碧いうさぎ」については「私の中ではAメロが難しかったりして。歌い慣れてくるとどうしても崩れちゃったりしてしまうんですけど、それをなんとしてでも得 点に結び付けなくてはいけないという意識が、今朝がた激しく芽生えまして(笑)、最後の悪あがきも肝心だなと、本日(カラオケで練習を)やってまいりました」と明かす。

収録では「得意の汗がにじんでしまいまして……デビュー当時から緊張すると鼻の下に汗かいちゃうんですよね。いつも笑われちゃうんですけど、今日も順調に汗をかきました(笑)」と苦笑。「全然得点のバーを見る暇もなく、とにかく『歌わせて頂けてるんだな』っていう実感で...ありがたい気持ちで歌ってました」と振り返った。

また、歌唱のコツを聞かれると「何ですかねぇ......何だろう......」と悩みながら「私も知りたいんですけど」と周囲を笑わせる。「実は相川七瀬さんもカバーして下さってるんですね。今回自分で自分の歌を聴こうと思って、iTunesで探した時に、相川さんが歌っているのを初めて知ったんです。すごくロックな感じで『かっこいい!』と思いまして......(コツは)相川さんに聞いてもらっていいですか?(笑)」と勧めた。

11年ぶりのテレビ歌唱となったが、「それ感じちゃうとピロッピロになっちゃうと思ったので、あんまり考えないように……有難いことに歌う仕事はずっと続けさせて頂いていることもあるので、いつも通りに、みなさんに聞いて頂いているのを想像しながら歌いました」と語る。「でも(ステージに立ったら)頭真っ白になっちゃいましたね。何小節か歌った時『あ、ちょっと声震えてるかも』って思ったんですけど、あとはもう真っ白でした。気が付いたら終わってました(笑)」と心境を明かした。