お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と日本テレビの水卜麻美アナウンサーがこのほど、同局系単発バラエティ番組『犬も食わない』(13日23:59~24:54)の収録を行い、その一部の模様を番組公式SNSで生配信した。

  • オードリーの若林正恭(左)と水卜麻美アナウンサー

現代社会にはびこる“犬も食わないケンカ”を対照的な2人のキャラクターによるコントで描き、若林と水卜アナがTwitterの視聴者を巻き込んで応援する同番組。

昨年秋に10回限定で放送され、復活版となる今回は、「ビジネス本全部読み男」(SixTONES・ジェシー)vs「帯だけ読んでる男」(かまいたち・山内健司)、「マイナーアイドルファン」(犬飼貴丈)vs「メジャーアイドルファン」(ミキ)、「ハッシュタグ仕分け女子」(趣里)vs「ハッシュタグ活用女子」(武田玲奈)、「セクハラビクビクおじさん」(小手伸也)vs「セクハララインわかってますおじさん」(かもめんたる・う大)、「腹筋女子」(奥山かずさ)vs「美尻女子」(西野未姫)の全5対決が繰り広げられる。

スタジオでVTRを見た若林は、アイドルファンの対決を見て、「高校生のときはみっちょん、芳本美代子さんが好きだったけど、写真集買うのが恥ずかしくて、春日(俊彰)にレジまで買ってきてもらったこともある」と告白。さらに、「中学生のときは裕木奈江さんが好きで、武道館の『24時間テレビ』をTシャツ着て見に行きましたよ」と、アイドルに夢中になっていた過去を振り返った。

それを聞いた水卜アナは「えっ! 知らなかった。ちゃんと人を好きになることがあるんですね(笑)」と驚き、若林は「どういう人間だよ!」と即座にツッコミ。そんな水卜アナが、夢中になったアイドルはいないそうだが、「ビートルズは好きです。聖地巡礼もしました」と言い、若林に「デカすぎるわ! 今メジャーアイドルと地下アイドルの話してるのに」と、またもやツッコまれた。

また話題は、同番組のコントから生まれた、春日ふんする「YouTuberナメてるおじさん芸人・古井ひでお」によるYouTubeチャンネル「古井ひでおチャンネル」についても。レギュラー放送終了後の今もなぜか更新中で、動画の本数は15本、チャンネル登録者数は13,000人にも達しているが、若林は「(古井の)友達の春日さんに対しては見てないことになってるけど…見てるね」と密かなファンであることを明かし、水卜アナは「好きだなぁ(笑)」とコンビ愛に感心していた。

収録の最後に、若林は「この感じを思い出せてよかったよね。『どっちかなぁ~』って悶絶したいんだよね」と満足の様子。一方の水卜アナは、次に別のゴールデン番組の収録が控え、後ろ髪を引かれながら「どうしようしゃべり足りない!」と惜しみ、残る若林は「地下番組がんばります」と見送った。

そして、1人になった若林は、生配信を見ていた視聴者の感想をチェック。「水トちゃんいないと見ないかな」という声に苦笑いしていたが、「水トちゃんいなくなってから(閲覧人数)100人増えたよ!」と喜び、「レギュラーまた待ってます」「スタッフ笑いがおじさんの声しか聞こえない」といったコメントにも反応して、「これいいじゃん! またやりましょうよ!」と、収録の生配信という試みに手応えを感じていた。

さらに、「今回もどちらを選ぶか、悶絶すると思いますよ。“Mr.犬も食わない”のう大さんもやってくれました(笑)。新メンバーのジェシーくんもすごく面白い。コント向きなんじゃないかな」と見どころを紹介。この生配信のアーカイブは、現在も番組公式Twitterで公開されている。