日本テレビの水卜麻美アナウンサーが、16日深夜に放送された同局系バラエティ番組『犬も食わない~ディスり合いバトルコント~』(レギュラーは毎週金曜24:30~ ※一部地域除く)で、自身のインスタグラムへの応援コメントに喜びの涙を浮かべた。

  • 涙を見せる水卜麻美アナウンサー=日本テレビ提供

現代社会にはびこる“犬も食わないケンカ”を対照的な2人のキャラクターによるコントで描き、MCのオードリー・若林正恭と水卜アナがTwitterの視聴者を巻き込んで応援する同番組。この日の放送では、大学のサークルを舞台にした「オタサーの姫(パーパー・あいなぷぅ) VS 医大サーの大奥(SUPER☆GiRLS・浅川梨奈)」が展開された。

そして、新コーナー「SNS賢人が応援するのはどっち!」がスタート。カリスマブロガーのはあちゅうが、第1回放送の「自撮りマスト女子VSインスタパトロール女子」に対し、Twitter投票で圧倒的にパトロール女子派が多かった理由を「インスタはオアシスみたいな場所で、Twitterは修羅の国みたいな感じ」と解説し、若林と水卜アナを驚かせた。

そこで、インスタをやっている水卜アナに若林が「オアシスなんじゃないの?」と聞くと、水卜アナは「正直に言いましょうか」と、SNSに対して日ごろ思っていることを告白。「SNS苦手って言ってたけど、そういう世の中じゃないと思って頑張って始めてみようと思ってやってみて、『どうせ私の写真なんか興味ないじゃん』と思ってあげたのに、ほんっとうにコメントが優しくて! 言いながら涙出そうですけど…」と、思いが堰を切って本当に涙があふれ出してしまった。

若林が「やっと見つけたオアシスなのね?」と確認すると、水卜アナは「うん」とうなずき、「私がずっとヤフーのコメントを気にしてた時、若林さんに『もう傷ついた』『つらい』って連絡したら、『見ちゃいけない』と教えてくれてたじゃないですか。『水トちゃんは自分のことを嫌いな人に向けて仕事をしてるのか。そうじゃないでしょ。応援してくれる人にもっと楽しんでもらうために仕事しないと意味ないでしょ』と言われて、本当にその通りだなと思っていたら、インスタの私なんかのしょうもない写真に『すごく楽しそうだね』とか『スッキリ今日も見てましたよ』とか…。こんなにいい人いるんだなって思って、こっちで生きてこうと思いました」と、決意したことを明かした。

金言を与えたはずの若林は「僕が言いましたか?」と言いながら、「オアシスの近くでね生きていこうってことね」と問いかけると、水卜アナは「1人でもあんな風に思ってくれてる人がいるなら、仕事する意味あるなって思いました」と前向きな気持ちを答え、「『犬も食わない』もインスタもやったほうがいいのかもしれないですね」「若林さんと私で自撮りあげたら、みんな『かわいー!』って言ってくれるかもしれない」と提案。

若林も「インスタのほうがやりたいよ」「今からでもそうしましょう」とノリノリで、番組では本当に公式インスタグラム(@inukuwa_ntv)を開設し、2人の人生初の自撮り写真を公開した。