横浜市と横浜シーサイドラインはこのほど、京急線金沢八景駅と直結したシーサイドライン金沢八景駅(新駅)を3月31日に開業すると発表した。
現在のシーサイドライン金沢八景駅は京急線との乗換えの際、国道16号を横断する必要があったが、同駅を150m延伸して京急線金沢八景駅と接続することで、これまで5分程度かかっていた乗換え時間を1分程度として大幅に短縮。工事は完成しており、現在は単線での暫定供用に向けた各種手続きを行っているという。引き続き現在駅の撤去や走行路の整備などを進め、本年度中に複線化する予定としている。
新駅開業日の3月31日、新杉田行の始発列車(金沢八景駅5時0分発)に合わせて出発式を開催する。また、今回の開業にともない列車の走行距離が約150m延び、運転時分が最大約40秒増加することから、並木中央発新杉田行の朝一番の列車の発車時刻を早くするほか、朝ラッシュ時間帯の列車を1本増加するなどのダイヤ改正も予定されている。