女優ののんが9日、東京・台場の日本科学未来館で行われた「Non温暖化!子ども壁新聞コンクール」表彰式に出席した。

「Non温暖化!子ども壁新聞コンクール」表彰式に出席したのん

環境省主催の同イベントは、子どもたちとともに地球温暖化を考えるイベント。イベントにはNon温暖化!省エネ家電推進大使に起用されたのんが気象予報士の藤森涼子ととも登壇してトークショーを行った。

イベントでは2100年の天気予報が会場に映し出され、最高気温が埼玉県熊谷市で45.2℃、東京都練馬区が43.6℃と予想。それについてのんは「すごく怖いですね」と顔を曇らせ、温暖化によって大雨や熱中症の被害が多かった昨年を「たくさんの被害が出たのを覚えています。(平成30年7月豪雨被害の)倉敷市に表敬訪問をさせていただいて被害を見てきたんですが、地面が盛り上がっていたりして被害が大きかったです」と被災地の現状を目の当たりにして驚いたという。

温暖化を回避するためには、二酸化炭素の排出を減少させることが求められる。日々の生活で行っている省エネは「結構やっていますね。エコバックを持って買い物に行きますし、テレビや電気などもこまめに抜いてますよ」と省エネ家電推進大使に起用されたせいか、自身が出来ることは実践しているという。

イベントの最後には「Non温暖化! こども壁新聞コンクール」の表彰式も実施し、優秀賞5作品、最優秀賞1作品が発表された。小学生たちが作った作品に感動したというのんは「とても素晴らしかったです。地球を救う大作戦を考えていたのが好きで、私も地球を救えるかな? と思い、"Non温暖化"に取り組みたいという気持ちにもなりました」と刺激を受けた様子。さらに「小学生の皆さんにこういう壁新聞を募集しなくても良くなるように、私たち大人がしっかりしなければいけないなと思いました」と同イベントに参加した大人にも訴えかけた。