女優の南果歩が、7日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『刑事ゼロ』(毎週木曜 20:00~)の第9話に出演する。

  • 左から南果歩、沢村一樹 -テレビ朝日提供

ある事件がきっかけで刑事になった直後からの20年間の記憶を失ってしまった時矢暦彦(沢村一樹)が、コンビを組む新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)とともに、五感と洞察力で事件を解決へと導いていく姿を描く同作。

前回の第8話終盤で、別れた妻で敏腕弁護士の奥畑記子(財前直見)に記憶喪失であることがバレ、1週間以内に職を辞するよう言い渡されてしまった時矢。刑事を続けるためには記憶を取り戻すしかないと焦る中、タロットカードの図柄を模した殺人事件が発生する。

その手口は、時矢が記憶を失う原因を作った連続殺人犯・能見冬馬(高橋光臣)とまったく同じであるが、すでに能見は勾留中。新たな事件の謎を解くカギは失った記憶の中にあると直感する時矢だったが、なかなか思い出すことができず苦悩する。

南は事件の行方を握る犯罪心理者・藤林経子教授として登場する。経子は数多の犯罪者から聞き取り調査を行ってきた精神鑑定のエキスパートで、医学と犯罪心理学の両方に通じており、地検や地裁の信頼も厚い人物という役どころだ。手掛かりを求めて大学の研究室まで会いに行った時矢と智佳に、彼女は重要なヒントをもたらす。

沢村、瀧本の2人と対峙するシーンでは、南は白いジャケットを身にまとって登場し、穏やかな微笑みを浮かべながらも静かな緊張感を身にまとう犯罪心理学者を熱演している。