俳優の沢村一樹がこのほど、テレビ朝日系ドラマ『刑事ゼロ』(毎週木曜 20:00~)の撮影中に、女優の瀧本美織からバレンタインのサプライズを受けた。

  • (左から)横山だいすけ、瀧本美織、沢村一樹、渡辺いっけい -テレビ朝日提供

サプライズ前日には、瀧本自身がスタッフと作戦会議を行った。瀧本の発案で、第7話でのシーン撮影のリハーサルで企画が実施された。

「時矢刑事。この状況を、どう思いますか?!」というセリフを決めた瀧本は、その瞬間に時矢(沢村)のデスクのパーカーをパッとひるがえし、大量のチョコと愛のこもった色紙を取り出した。

突然の出来事にも関わらず、沢村は冷静な表情で、「ちょっと何やってるの?!…バ、バレンタインのチョコも…」と、落ち着いた様子で芝居を続けようとしたところで、「沢村さん!ハッピーバレンタイン!!」と瀧本の明るい声がスタジオ中に響き渡った。

その瞬間、沢村の表情が一変、「あはははは!本当に?!ありがとう~!」と言うと、続けて、横山だいすけが「ハッピハッピ~バレンタイン~」と美声を響き渡らせて登場した。

そして瀧本が「沢村さん!これ見てください。私が書いたんですよ~!」と手作りの色紙を手渡しし、沢村が「あ~かわいい~ありがとう。すごいかわいい~」と返すと、瀧本は「棒読みー!(笑)」、渡辺いっけいは「心こもってないんだけど」と返答。

「びっくりしました?」とあらためて横山が問いかけると、「びっくりするよ!何かと思ったよ!」という沢村の本音に、瀧本は「よかった~!」と胸をなでおろした。

『刑事ゼロ』は、優秀な刑事だったが、ある事件がきっかけで刑事になった直後からの20年間の記憶を失ってしまった時矢暦彦(沢村)が、コンビを組む新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)とともに、五感と洞察力で事件を解決へと導いていく姿を描くもの。脚本は、『相棒』『科捜研の女』『スペシャリスト』などのヒット刑事ドラマを手がけてきた戸田山雅司氏が担当している。