南海電気鉄道は2月28日、近畿日本鉄道・阪急電鉄・京阪電気鉄道の3社との間で設定しているIC連絡定期券の発売範囲を拡大すると発表した。

  • 南海電鉄・京阪電車IC連絡定期券の発売範囲拡大イメージ

近鉄との間では、難波駅(南海)と大阪難波駅(近鉄)を接続駅とする連絡定期券を新たに設定。阪急電鉄とは、難波駅(南海)と梅田駅(阪急)を御堂筋線経由で接続するルートと、天下茶屋駅(南海)と天神橋筋六丁目駅(阪急)を堺筋線経由で接続するルートを新たに加える。京阪電気鉄道との間では、天下茶屋駅(南海)と北浜駅・なにわ橋駅(京阪)を堺筋線で接続する連絡定期券を設定する。

これらの連絡定期券のうち、京阪電気鉄道との連絡定期券は南海・京阪の両社で発売。他の2社との連絡定期券は南海のみ発売する。通勤定期乗車券(大人・小児)と通学定期乗車券(大人・小児)の1カ月・3カ月・6カ月が発売され、地下鉄(Osaka Metro)を経由する通勤定期乗車券は大人のみの発売となる。