アイドルグループ・NGT48を運営するAKSが1日、公式サイトを通じ、メンバー・山口真帆の暴行被害事件について、第三者委員会の設置が決定したことを報告した。

  • 1月14日の「AKB48グループ成人式」後には記者会見が行われた(左からAKSの運営責任者兼取締役・松村匠氏、劇場支配人・早川麻衣子氏、副支配人・岡田剛氏)

第三者委員会は、「事件に関連する事実関係の調査及び原因の究明(直接的な原因のみならず、背景となる要因等を含む)」を目的とし、委員長(岩崎晃 弁護士)と2名の委員(木内雅也 弁護士・高山梢 弁護士)を選任。人選については、「日本弁護士連合会による『第三者委員会ガイドライン』に沿って選定しており、各委員は当社との利害関係を有しておらず、本委員会の独立性を阻害する要因はありません」としている。

また、第三者委員会による調査期間は「1カ月半を目途」。AKSとしても「調査に対して全面的に協力」することを約束し、「本件調査等の終了後、速やかに、第三者委員会から当社取締役会への報告を受けることになっており、当社から改めて皆様へご報告させていただく予定です」と説明した。

「NGT48を真に社会に受け入れられるアイドルグループにすることを目指し、第三者委員会の報告をふまえ、改善策を講じることに努めて参ります」と呼びかけている。