歌手で俳優の泉谷しげるが、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『後妻業』(毎週火曜21:00~)での撮影エピソードを明かした。

  • 木村多江(左)と木村佳乃=カンテレ提供

木村佳乃演じる男をたぶらかすのが天才的な後妻業(遺産相続目当ての結婚詐欺)のエース・小夜子が主人公の同作。泉谷は、小夜子にターゲットとされる中瀬耕造役で出演している。

泉谷は、自身の役柄について「成金ではなくて、元教師で賞状なんか大事に飾っているくらいだから、コツコツと貯めてきたんだろうなあ」と分析。また、「男ってのは、歳とって、奥さんがいなくなったら、なんもできないですよ」といい、木村佳乃については「かわいくてね、やっぱり行っちゃいますよ。耕造は、カモる側に言わせたら狙い目よ(笑)」と語った。

撮影現場でのエピソードを聞くと「もうね~、とにかく木村佳乃・木村多江は裏ではひどい女やでぇ(笑)」と暴露。病院に入院している耕造を心配して、見舞いに来た小夜子と朋美(木村多江)が言い争いをするシーンでのスピード感ある激しい掛け合いに、泉谷は「臨終寸前なのに、2人がベッドで俺の奪い合い。まんざらでもないんだけど、役に入りきっているから俺にすごく肘打ちが入ってくる。何考えてんだよ2人とも…」と熱演のあまり、バトルのまき添えをくったと苦笑いした。

また、番組の見どころについては「このドラマ、もしかしたら、男が試されているのかも。悪ぶってるやつが結果いいことするんじゃないかと期待はあるけど、だまし通してほしい気もする。最後の最後までわからない。楽しみにしていて欲しい!」と呼びかけた。

きょう29日は、第2話を放送。耕造が病に倒れて入院した隙に、小夜子はパートナーの柏木(高橋克典)と結託し、金庫を開けることに成功。中から出てきたのは不動産の権利書や預金通帳など、総額4000万円のお宝で、早速2人は、それらを解約して現金を手に入れようとするが、銀行側は本人の許諾がないと解約はできないと主張する。