ミュージカル『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』の公開ゲネプロが4日、東京芸術劇場プレイハウスで行われ、開始前に井上芳雄、生田絵梨花、霧矢大夢、小西遼生、武田真治が登場した。

  • 武田真治

同作は世界的な名作『戦争と平和』の2巻第5部を中心に、全編にわたり歌で綴る現代的なミュージカルとして2012年に誕生。2016年にブロードウェイへ進出、翌年のトニー賞では最多12部門でノミネートされた話題作の日本初演となる。上演は東京芸術劇場にて、1月5日〜27日。

NHKの体操番組『みんなで筋肉体操』ですっかり「筋肉キャラ」として定着した武田が、筋肉シーンの有無を聞かれると、井上が「あります!」とジョークを飛ばす。「僕も触れ合うシーンがあるんですけど、この辺りの筋肉(二の腕)がすごいですから。テンション上がってきたらあるかもしれない」と井上が示すと、武田は「座長、俺の感情で脱ぎ着勝手にしていいの!?」とつっこみ、「すいません、これに関しては、ないです」ときちんと訂正していた。

また、2019年の目標について聞かれた武田は「若干最近、本業を見失いつつあるので、この作品でしっかりと演劇界に爪痕を残して、もう一度シフトを戻したい」と意気込む。大晦日の『第69回紅白歌合戦』では天童よしみの隣で音楽に合わせてムキムキの筋肉美やサックスを披露したが、「目障りでしたよね?」と心配の様子。

武田は紅白について、「まだあんまり人と話してないんですけど、多分人には志茂田景樹さんみたいに写ったんじゃないかと……ホットパンツを嬉々として履いて、しれっと紅組にいた感じとかも、自分でも受け止めきれない」と不安がり、井上が「素敵でしたよ」とフォローしていた。