2月3日よりNHK BSプレミアムで放送される、将棋界を舞台にした玉木宏主演の連続ドラマ『盤上のアルファ～約束の将棋～』(毎週日曜夜22:00～22:49 ※全4回)に、羽生善治九段、加藤一二三九段ら豪華棋士がゲスト出演することが3日、明らかになった。
-
羽生善治九段と玉木宏
同ドラマは、オレ様的な性格が災いして、花形の社会部から文化部将棋担当に異動させられた新聞記者・秋葉(玉木宏)が、プロ棋士(四段以上を指す)を目指す真田(上地雄輔)、真田の師匠・千田(近藤正臣)と知り合うことで将棋にのめりこみ、真田の33歳からプロ棋士を目指すという無謀な挑戦を後押しするようになっていく物語。
羽生善治九段(本人役)、加藤一二三九段(本人役)、森下卓九段(水上九段役)は、新聞記者・秋葉(玉木)のインタビュー相手役として出演。羽生は2月3日放送の第1回、加藤は2月10日放送の第2回、森下は2月17日放送の第3回に登場する。
-
加藤一二三九段と玉木宏
また、門倉啓太五段(原八段役)が、2月10日放送の第2回で若手天才棋士・伊達(堀井新太)の対局相手として出演。本作の将棋指導も務める。さらに、竹俣紅女流初段(飯倉陽菜二段役)が、2月24日放送の最終回で、三段リーグ編入試験を受ける真田(上地雄輔)の対局相手として出演する。
制作統括の佐野元彦氏は「平成8年(1996年)度後期放送の連続テレビ小説『ふたりっ子』以来、NHKが将棋界を舞台にドラマを作ります。このドラマに将棋界を代表する棋士の方々にご出演いただくことが出き、本当に光栄です。将棋が大好きな方も、将棋が少し気になっている方も、楽しめる『盤上のアルファ～約束の将棋～』をぜひお楽しみください」とコメントしている。
-
森下卓九段
- 門倉啓太五段
- 竹俣紅女流初段
『盤上のアルファ～約束の将棋～』あらすじ
オレ様的な性格が災いして、花形の社会部から文化部将棋担当に異動させられた新聞記者・秋葉(玉木宏)は、おまけに恋人・恵子(比嘉愛未)に結婚を迫るが断られる。踏んだり蹴ったりの秋葉が出会ったのは、プロ棋士(四段以上を指す)を目指す真田(上地雄輔)、33歳。26歳までに四段になれず年齢制限に阻まれてプロ棋士になれなかった真田は、特例である三段リーグへの編入試験を受けようとしていたのだ。秋葉は、家賃滞納でアパートを追い出された真田に泣き落とされ、自分のマンションに同居させることになってしまう。「たかがボードゲーム」と将棋をばかにしていた秋葉だが、真田の師匠・千田(近藤正臣)と知り合うことで将棋にのめりこみ、真田の33歳からプロ棋士を目指すという無謀な挑戦を後押しするようになっていく。それは社会部記者として挫折した自分にとってのリターンマッチでもあった。だが、そこに少年時代真田に将棋を教えたという借金取立人で元将棋の真剣師・林(石橋蓮司)が現われ・・・。
(C)NHK
