モデルの南沙良、出口夏希、永瀬莉子が、フジテレビの単発ドラマ『ココア』(来年1月4日23:30~24:30)で、地上波ドラマ初出演にして主演を務めることが3日、明らかになった。

(左から)南沙良、出口夏希、永瀬莉子=フジテレビ提供

これは、「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」で史上最年少の14歳・鈴木すみれさんが大賞を受賞した作品。何のつながりもなく、全く別の場所で毎日を送っている3人の女子高校生が主人公で、いじめや両親の不倫など、それぞれが学校生活や家庭で悩みや後悔を抱えている少女たちのオムニバスストーリーだ。

南は「脚本を中学2年生の鈴木すみれさんが書いたと聞いてびっくりしました! すてきなお話だなと思いながらお芝居をしていました」、出口は「この作品をやらせてもらう前は正直、女優さんよりもモデルさんになりたいって思っていましたが、『ココア』というドラマで『鈴森香』役を演じさせていただき達成感というか、すごく楽しいなって感じました」、永瀬は「毎回の撮影で吸収することや学ぶこと、新しいことがたくさんあって新鮮で、すごく自分が成長できる良い時間を過ごすことができました」と、それぞれコメントした。

  • モニターを見つめる脚本の鈴木すみれさん=同

脚本の鈴木さんは、先月末に行われた撮影現場に訪れ、3人を見て「ぴったりと役にはまっていて、すごくうれしい」と感激の様子。監督の後ろでモニターを見つめ、自身の書いた脚本が映像になっていく様子を真剣なまなざしで見守った。

鈴木さんは「登場人物のセリフを俳優さんが言っているのがすごくうれしかったし、こんなに何度も撮るんだなと思ってびっくりしました。自分が頭の中で思い描いていた世界が目の前にあって、すごく感動しました」と喜びを語っている。

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