プロテニスプレーヤーの錦織圭選手と大坂なおみ選手が24日、東海テレビ・フジテレビ系特番『The世界力3』(仮/12月29日23:40~24:55)の収録で初対談し、記者会見に出席した。

  • (左から)大坂なおみ選手、錦織圭選手、大沢たかお

この番組は、今年世界を舞台に活躍した日本人アスリートたちにスポットを当て、その強さの原点に迫るというもの。この目玉企画が、全米オープンで2年ぶりにベ スト4進出を果たした錦織選手と、日本人選手として初のグランドスラム制覇を成し遂げた大坂選の対談だ。2人は、世界最高峰で戦うことの厳しさと難しさなどを語り合い、この対談を俳優の大沢たかおがナビゲートする。

会見で錦織選手は「全米オープンの話も聞けたし、大沢さんにも(自身の拠点に)足を運んでもらって、何もないところに行かせてしまって申し訳ない気持ちもありますが、すごくいい話ができました」と笑顔。大坂選手の印象を「今日話を聞いて、やっぱりしっかりしているなと。見えない闘志だったり考え方だったり。まだ若いのにいい考えを持っていると思いました」と答えた。

一方の大坂選手は「このようなショーは初めてで緊張しましたが、とても会話も意義深いお話ができましたし、ジョークもあったので楽しめました」と感想。この日の錦織選手の印象は「コート上とは違って、彼はとてもいい人。楽しめました」と答えていた。

また、大坂選手は今年を振り返って「私にとってこの1年は信じられない1年でした。USオープンで優勝したあとはクレイジーな日々でしたが、同時に感謝しています。次に何が起こるか分かりませんが、楽しみです。来年はトップ5は保ちたいですし、安定したテニスを続けて1年通していいテニスが続けられるようにしたい。大きな目標として世界一を取ってみたい。でもそれは突拍子もないと思われるかもしれませんが、チャレンジしてみたいという気持ちはあります」と笑顔を見せていた。

番組では他にも、イギリス・サウサンプトンで活躍する吉田麻也選手にも、番組独自の取材で迫っていく。