今年の夏は暑い、暑すぎる! そろそろ夏の疲れが出てきたんじゃない? そんなときには、やっぱり肉をモリモリ食べて体力をつけたいもの。今回は、ランチで新鮮なホルモンが食べ放題な『焼肉 BEBU屋(ベブヤ)恵比寿店』に行ってみた。

  • ご飯が進みすぎて昼休みが足りない予感

行列必至の食べ放題ランチ

『焼肉 BEBU屋(ベブヤ)恵比寿店』は、各線恵比寿駅から徒歩1、2分にあるビルの4階にあるお店。2018年8月7日にオープン。大崎店に続く2号店だ。

  • 恵比寿駅から徒歩数分、この看板を目印にランチタイムへGO!

お目当ての名物メニュー「ホルモン食べ放題ランチ」は、なんとお値段が税込990円という安さ。食べ放題にしてこのコスパ、飲食店が多い激戦区の恵比寿駅周辺で人が集まるのも当然かも。

  • 仕切りのある座席はデートにも良さそう

でも、よく考えたら、そもそもランチタイムにホルモンを食べ放題にしている店って初めて聞いた。いったいどんな発想から誕生したランチなんだろうか。スタッフの伊藤涼さんに訊いてみた。

  • 1人でやってきた記者を見かねて特別に肉を焼いてくれたスタッフの伊藤涼さんの優しみに感動。ありがとう!!

「1号店として大崎店を立ち上げた当初は、ホルモンだけで12種類くらい出していたんですが、食わず嫌いをしている人も多いのか、あまり注文が入りませんでした。せっかく新鮮で美味しいホルモンを用意しているので、なんとか食べていただくきっかけはないかと考えた時に、逆に食べ放題まで振り切ってしまったらインパクトがあって興味を持っていただけるのでは? ということで、ランチで1,000円以下の食べ放題をやってみたんです。そうしたら、ものすごくお客さんにお越しいただけるようになったんです」

  • それってどういう意味ですか…? 答えはお店まで

というわけで、悪戦苦闘・試行錯誤した末に生まれたメニューのようだ。今では、大崎店は地元から愛されるランチとして、開店前からサラリーマンやショッピング帰りのお客さんが並ぶほどになったのだとか。オープンしたばかりの恵比寿店でも、その噂を聞きつけたお客さんでランチタイムには行列ができ満席になることも多い。もちろん、味が良くなければ行列なんてできないはず。そこにはやっぱりこだわりのクオリティがあった。

「冷凍ではなく、基本的にその日入荷した朝締めのホルモンをご提供していて、新鮮さにはとことん、こだわってます」

どんなに安くて食べ放題だからといって、決して品質が劣ったりしているわけではないのだ。では早速、こだわりのホルモンを実食してみよう。

鮮度抜群のホルモンを使用

「ホルモン食べ放題ランチ」は、基本的には提供するホルモンのラインナップが決まっており、シマチョウ・豚トロ・牛レバー・カシラ・豚タン等を、最初に盛り合わせでボウルに入れて提供する。それを食べきったら1回につき最大150gまでオーダーすることができるのだとか。

  • ホルモン食べ放題(税込990円)。もちろんご飯もおかわり自由

1回目に色んなホルモンを食べてみて、以降は好みのホルモンだけをオーダーしてもOK。まずは、テーブルに置かれたオーダー用紙で注文してっと……ん? なんだこれ。なにかメモが置いてあるなあと思ったら、店員さんによる手書きのオーダー用紙だった。おしゃれタウン・恵比寿にあるとは思えないこの親しみやすいD.I.Y感、気に入った!

  • パソコンで何もかも作ってしまう文明へのアンチテーゼなのか? 衝撃の手書きオーダー表。最高です

テーブルにやってきたのは、一人前のボウルに入れられた5種類のホルモンと、ご飯、サラダ、もやしナムル。ボウルは一見、小さめだが、意外と底が深くて結構たっぷりボリュームいっぱいに肉が入っていた。

  • 1回目のボウルの中には結構ボリュームたっぷりなホルモンがあった

1回のホルモンの量はだいたい150gくらいだが、焼いているうちにオーダーしておいて、どんどんおかわりして制限時間の45分間に目一杯食べる人が多い模様。そりゃあ、短い昼休みのランチタイムだもの、みんな必死になるわけだ。おしゃべりなんて言語道断かも? 中には、1kgくらい食べる人もいるんだとか。それもそのはず、実際に食べてみてわかった。何しろ、どの肉もホルモン独特の臭みがまったくなく、新鮮で美味しい。