JR北海道は22日、苗穂工場の一般公開を9月8日に開催すると発表した。例年好評となっている蒸気機関車C62形3号機による牽引運転、ミニSL運転に加え、今年はキハ40形「北海道の恵み」シリーズ全4両を集めて公開する。

  • 苗穂工場が9月8日に一般公開(写真は2012年撮影)

苗穂工場の一般公開は、鉄道利用者や沿線地域の住民に感謝の気持ちを込めるとともに、鉄道事業の役割や内容について理解してもらうことを目的に毎年開催されている。

今回予定されるおもなイベントは、蒸気機関車C62形3号機の牽引運転、ミニSL運転、車両への台車組込み、機関車車体上げ、キハ40形「北海道の恵み」シリーズ全4両の展示(1両は車内も公開)、スタンプラリー(先着500名)、鉄道技術館公開、工場内ツアー(人数限定先着順)、交通安全・防犯活動広報啓発コーナー、煙道通過体験・防火防災PRコーナーなど。工場内の食堂や物販で食事・買い物ができ、チョロQやカレンダー、書籍、キーホルダーなどのグッズ販売も行われる(廃車部品や鉄道用品は販売されない)。

  • キハ40形「北海道の恵み」シリーズ全4両(写真提供 : JR北海道)

苗穂工場の一般公開は9月8日の9時30分から15時まで開催。駐車場が用意されていないため、公共交通機関での来場が推奨されている。