俳優の水谷豊と反町隆史がタッグを組むテレビ朝日系ドラマ『相棒』が、10月から「season17」としてスタートすることが明らかになった。毎週水曜(21:00~21:54)枠で、来年3月まで放送される。

  • 水谷豊と反町隆史

    左から水谷豊、反町隆史-テレビ朝日提供

2人がコンビを組むのは「season14」から4シーズン目に突入。前シーズンの最終回2時間スペシャルでは、事件を起こしたサイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官・青木年男(浅利陽介)が、"制裁"として特命係に左遷されるというラストが描かれた。そんなかつてない波乱の状況から、「season17」は幕を開ける。

水谷は「我ながらよくぞここまでやって来たなと思います」と語り、「いまや僕の本名を"杉下右京"だと思っている人の方が多いんじゃないでしょうか(笑)」と笑う。

さらに「僕は、共演者と自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的だと思っているのですが、ソリ(反町)とは4年目にしてだんだんそうなってきたなと実感しています。互いに相手の出方を想像するのが、無性に面白くなってきたところ」としつつも、「でも、右京は最近の亘について、「ずいぶんズケズケとものを言うようになったな」と思っているのではないでしょうか(笑)」と語る。

また、特命係に左遷された青木については「右京は基本的に事件を解決することを第一に考えていますから、特命係に入ってきた青木くんについても、役に立つなら特命係にいてくれて結構、と思っているのではないでしょうか」と分析。「とにかく、『相棒』は何が起こるかわかりませんから、油断できない。この先どうなっていくか、我々も予測がつきません。今シーズンも予測不能な『相棒』に驚いていただきたいですね」とPRしていた。

一方の反町は当初、『相棒』チームにうまくなじめるのか、緊張も感じていたというが、「徐々にスタッフ・キャストの輪に入れていただき、今回、4年目である『season17』を迎えることは亘にとっても挑戦ですし、僕自身としても大きなチャレンジ。これから長丁場の撮影が始まりますが、とても楽しみにしています」と述べる。

そして「『相棒』は毎回、台本が上がってくるたびに、『どうなっていくんだろう』と読んでいてワクワクします。特命係にやって来た青木についても、亘は仲良くしつつ彼の優秀さを利用しようとも思っていて、どんな特命係になっていくのか、まったくわかりません。この『season17』でも、視聴者の皆さんに毎回、驚かれるような『相棒』を作っていきたいですね」と抱負を語った。

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