アイドルグループのSexy Zoneが9日、東京・汐留の日本テレビで行われた同局系大型特番『24時間テレビ41』(8月25日～26日)の制作発表会見後、取材に応じた。

  • 左から松島聡、中島健人、佐藤勝利、菊池風磨、マリウス葉

    左から松島聡、中島健人、佐藤勝利、菊池風磨、マリウス葉

会見を通して、同番組のパーソナリティーとなったことをより強く実感したというSexy Zone。先輩である「嵐兄さん」からは、イベント『嵐のワクワク学校』に参加した際に、それぞれアドバイスをもらったという。菊池は「食事会の時に二宮(和也)君に伺いました。生放送は緊張もするし、コメントもいろんなことが言いたくなるけど、時間に制限がある。ただ時間をあまり気にせずに、ここだと思った話したいことはしっかり伝えるべきだ、と」と明かす。「時間を厳守して、コメントを削減してというのを考えていたので、『自分のしゃべりたいことをしゃべりな』とおっしゃっていただいたのが響きました」と語った。

松島聡も「相葉(雅紀)君も同じことをおっしゃってました。『時間に追われて、決まった尺の中でしゃべらなきゃいけない状況はたくさんあるけど、自分の言葉でしゃべることが一番視聴者に伝わる。緊張するかもしれないけど、聡くんなりにやった方がいいんじゃないかな』と言っていただいた」とエピソードを披露。しかし、佐藤勝利が「相葉君は、ここ(松島と佐藤の間)にいたので、僕と聡君に言ってくれたんですよ! 自分だけいたみたいな……」と指摘し、松島も苦笑しながら訂正していた。

佐藤は改めて「たまたまそういう席だったので、相葉君に色々聞けました。『リハから含めると何十時間にもなるから、本番に向けて徐々に体力を残しながら、本番に決められるように頑張って』と言われました」と、相葉からのアドバイスを明かした。

中島健人は、「僕は櫻井(翔)君と大野(智)君に『嘘の感動はバレる。本当の感動をするためには、一つ一つの物事に心から取り組まないといけないよ』と言われました」という。「ロケに出ることもあるので、一つ一つの関わり合いや出会いに心から接することを意識して、しっかりとつながっていきたい」と語ると、マリウスも「僕もその場にいました」とアピール。

マリウス葉は「『一つ一つの出会いで、真剣な姿に直面すれば大丈夫』と言われたので、それを信じて、集中しながら行きたい。櫻井君は次の日の朝が一番きついよと言ってたので、そこも24時間まるまる起きてるのは初めてなので、頑張ります」と最年少らしく話す。食事会ではそれぞれがバラバラに話を聞いていたというが、菊池は「帰りの車の中で共有したりして、それも結構いい時間でしたよね。今までは自分の中にしまってた」と、絆が強まっていることを実感している様子だった。

中島は「今までは、5人が5人ゴール前に行っただけだった。今はセンターサークルからゴール前にパスワークがしっかりしてて、シュートまでの段どりも着々とでき始めた段階。W杯日本代表もかなりのご活躍で、今回のチームはセクシーフットボールが決まった。5人でもパス回しを意識して、24時間という試合を決めたい」と独特の表現で熱弁。佐藤が「セクシーサンキュー」と締めると、中島が「マイプレジャーセクシー」と返すなど、すでにパス回しはバッチリで拍手が起こっていたが、菊池は「2人しか拍手してない!」とつっこんでいた。

また中島が、特番も通して「一人一人がたくさんのロケに出て、トークが面白くなっている。『俺もがんばんなきゃ』って思って、今のセクシーゾーンはマジ半端ないです!」と、「大迫半端ないって」風に語ると、佐藤が「全部サッカーじゃん!」とツッコミ。サッカーにはまっているという中島が佐藤にサッカー情報を送ってくるため、どう返事をしていいかわからない……と抗議されると、中島は「俺の気持ちはオフサイドみたいで」と着地のうまさを見せた。