トヨタ自動車の文化施設であるトヨタ博物館(愛知県長久手市)では7月14日から9月30日まで、夏の全館イベント「ト博 夏フェス! 2018」を開催する。

  • 夏休みはト博へGO!

同イベント期間中は博物館全体を「自動車文化体験の場」として、「企画展」「キッズ! クルマワンダーランド」「屋外展示・実演」「学ぼう! 作ろう! キッズ ラボ」などの催しが展開される。

企画展は『クルマの「魅力」再発見!』をテーマに、夏にふさわしいオープンカー9台を展示。タイプの異なるオープンカーを5つのグループに分け、イラスト背景と共にオープンカーの楽しさを訴求し、オープンカーの歴史も紐解きながらクルマへの興味を喚起する。

  • 映画『007は二度死ぬ』にボンドカーとして登場した「トヨタ 2000GT」のボンドカー(1966年 日本)

  • 優雅なテールフィンを有したアメリカン・フルサイズ・オープンカー「シボレーインパラ(1959年 アメリカ)」

「キッズ! クルマワンダーランド」では、子どもたちに大人気のパトカー、救急車、軽ポンプ車など5台の「はたらく自動車展示」や大人も楽しめるぬり絵、子ども向けのワークブック配布などを実施する。

屋外展示・実演は『フィールドパフォーマンス「すご技実感!」』をテーマに、かにクレーン&ショベルカーの実演や昨年大好評だった陸上自衛隊災害派遣車両&装備展など、さらに内容を充実させて実施する。

「学ぼう! 作ろう! キッズ ラボ」では、水素燃料電池教室や工作・実験教室などを通して、子どもたちのクルマへの関心を喚起するとともに、社会課題への意識醸成も狙いとしている。

また好評のウッドカー・チャレンジでは、木に触れながら環境意識を育み、今年初の試みとして生きた虫を観察しながら「夏の虫たちの図鑑つくり」を行うなど、環境をテーマとした内容を充実させた。ライブラリーでは、図書を使ってクルマの面白さを引き出すワークショップを行う。

開催期間は、7月14日~9月30日。開館時間は9:30~17:00(入館受付は16:30まで)で、月曜日が休館日となる(祝日の場合は翌日休館)。入館料は、大人が1,000円、65歳以上が500円、中高生が600円、小学生が400円。なお、7月14日から9月2日は小学生の入館が無料となる。