フジテレビでは、“SDGs”(Sustainable Development Goals)をテーマにしたミニ番組『フューチャーランナーズ~17の未来~』(毎週日曜17:25~17:30 ※関東ローカル)を、7月1日から放送する。

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やながわ有明海水族館の小宮春平館長(上)とNPO法人マドレボニータの吉岡マコ代表=フジテレビ提供

SDGsとは、誰1人残さない世界の実現に向けて設定された“持続可能な開発目標”のこと。2030年までに目指すべきとして15年に国連で採択され、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など17の目標と169のターゲットで構成されている。

飢餓、貧困、環境汚染、気候変動、差別など、世界で起きている問題のほとんどが日本でも発生していることから、番組では、SDGsの目標達成のために情熱を持って走り続ける人たちを紹介する。

「海の豊かさを守ろう」の活動を紹介する初回(7月1日放送)は、有明海の再生を目指して絶滅危惧種の生息地保護を訴える、やながわ有明海水族館館長の小宮春平さん(20歳)が登場。「すべての人に健康と福祉を」「ジェンダー平等を実現しよう」の活動を紹介する第2回(同8日放送)では、産後女性の心身のサポート運動を展開するNPO法人「マドレボニータ」代表の吉岡マコさんが登場する。その後も、生活困窮者の食事、入居、交流を総合的に援助するNPO法人の代表者などを取り上げる予定だ。

SDGsをテーマにレギュラー番組を放送するのは、日本初の取り組みとのこと。同番組は、フジテレビCSR推進プロジェクトの一環となっており、同局では「この番組を通じて、多くの方々に『今、世の中で何が起きているのか』を知ってもらい、ひとりひとりがSDGsについて考えるきっかけになればと考えています」としている。

(C)フジテレビ