JR西日本広島支社は15日、新型車両227系の追加投入を7月14日に実施すると発表した。可部線(横川~あき亀山間)では同日以降、227系の列車本数が現行の計81本から計119本に増え、8割以上の列車が227系による運行となる。

  • 可部線では7月14日以降、8割以上の列車が227系で運行される

227系は2015年3月ダイヤ改正に合わせて広島地区でデビューし、2018年度までに計276両(3両編成×64編成、2両編成×42編成)を導入予定とされていた。車内・車外ともに広島らしさを感じさせる赤色でコーディネートしており、「Red Wing」の車両愛称名を持つ。

7月14日以降、さらなる快適性向上のため、227系が追加投入されることになった。投入区間は現行と同じ山陽本線福山~徳山間と呉線・可部線全線。とくに可部線において、227系の列車本数が30本以上増え、投入率は現行の57%から84%に。呉線広~海田市間では、7月14日から227系の列車本数が計117本、投入率83%となる。

他の区間も227系の列車本数が増え、山陽本線三原~広島間は計106本(投入率68%)、山陽本線広島~岩国間は計130本(投入率73%)、呉線三原~広間は計28本(投入率54%)が新型車両に。なお、227系の追加投入にともない、一部列車で編成両数の変更や行先変更、運転時刻の変更があるとのこと。