『地球外少年少女』

アニメ『電脳コイル』などを手がける磯光雄監督の最新作となるオリジナルアニメ『地球外少年少女』の制作が発表された。

『地球外少年少女』は、AIやインターネット、SNSが普及する2045年の宇宙を舞台にした物語。"スマート"と呼ばれる携帯端末や、人型ロボット、ドローンなど磯が想像する近未来の宇宙を詰め込んだ作品となっている。本作では、宇宙空間にオープンする日本製の商業ステーションで大規模な事故が発生し、ステーションに取り残され、数々の危機を乗り切る子供たちの姿が描かれるとのこと。

磯監督は本作に対し、「宇宙を舞台にしたアニメをあまり見かけなくなり、自分で作ってしまおうと思いました。宇宙はすでにSFに登場する遠いイメージではなく、実際に行ける場所になりつつある。そんな環境に投げ込まれた少年たちが体験する冒険を、実際に行ってみてきたような感覚で描いてみたい」と、宇宙に対する思いや、作品への意気込みについてコメントしている。

また、キャラクターデザインを務めるのは、TVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』シリーズや、TVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』などでもキャラクターデザインを担当した吉田健一氏。今回解禁となったコンセプトビジュアルは吉田氏の描きおろしによるものとなっている。

そして、アニメーション制作は映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』や『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』など、デジタル作画に特化したアニメスタジオ、SIGNAL.MDが手掛ける。

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