本業以外に副業を持ち、そちらからも収入を得ているというという人は、どのくらいいるのだろうか。

最近ではダブルワークという言葉も一般的となり、またネットを活用したさまざまなワークスタイルもうまれるなど、副業に対するイメージも変わりつつあるようだ。そこで今回は、マイナビニュースの男女会員503名に、「副業をしているか、しているとしたらどのような副業か」を聞いてみた。

  • Q.副業をしていますか?

    Q.副業をしていますか?

Q.副業をしていますか?

  • 副業をしている人は約3割

    副業をしている人は約3割

はい 29.6%
いいえ 70.4%

■「肉体労働・サービス系のアルバイト」

  • 【副業内容】「コンビニで年間50万。本業でやりたいが条件が合わないので、バイトなら可能」(46歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/その他・専業主婦等)
    【メリット】「リストラ対策になる。本業に活かせる」
    【デメリット】「疲れる」

  • 【副業内容】「本業とは別に新聞配達をしており、月々3万5,000くらい」(39歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
    【メリット】「収入が増やせます」
    【デメリット】「当然なのですが、労働時間が増え疲れます」

  • 【副業内容】「本業と警備員をかけ持っており、月1万円くらいで年間12万円くらい」(41歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
    【メリット】「今の仕事が不更新条項付きの有期雇用なので、雇止めのあと万一仕事が見つからない場合、再就職先にできる。飛行機が好きなので、趣味に金をかけずに飛行機のそばにいられる」
    【デメリット】「休みがない。東京五輪を控え、従事するために公的な資格の取得が求められる可能性がある」

  • 【副業内容】「実家の漁師のアルバイト。月々5万くらいで年間60万くらいです」(33歳男性/農林・水産/建築・土木関連技術職)
    【メリット】「お金が増える」
    【デメリット】「眠い」

  • 【副業内容】「深夜に車両代行のアルバイトをしています。月に3万円ぐらいの収入になります」(50歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
    【メリット】「1日の空いた時間を有効に活用して、少なくても収入が得られることにやりがいを感じます」
    【デメリット】「夜間のバイトなので睡眠時間が削られて、次の日に疲れを持ち越してしまいます。体が休まることがないので、体の不調が増えました。健康診断でも異常が出て医者に通うことが多くなり、逆に医療費がかかるようになりました」

■「ネット系(アンケートサイト/ポイントサイト/アフィリエイト/YouTubeなど)」

  • 【副業内容】「ポイントを貯めて現金化している。月々3,000円くらいで年間3万6,000円くらい」 (46歳男性/流通・チェーンストア/ IT関連技術職)
    【メリット】「副業することにより、自由なお金を得ることができる。そのお金を趣味などに費やすことができ、家庭の負担を減らすことができる」
    【デメリット】「自由な時間や休日の時間が減ってしまう。趣味に費やすことができる時間が減る。睡眠時間が減り疲れてしまい、本業に影響してしまう場合もある」

  • 【副業内容】「ウェブでのアンケートサイトを複数登録しており、月々2万円程度で年間20万円以上」(43歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/技能工・運輸・設備関連)
    【メリット】「隙間時間にできて小遣いになる」
    【デメリット】「頑張りすぎるとプライベートな時間がなくなる」

  • 【副業内容】「ネットでお小遣いを稼ぐ程度。月に2万円くらい」(45歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
    【メリット】「空いた時間に、お小遣い稼ぎができる」
    【デメリット】「やりすぎると本業に支障をきたす恐れがあるので、適度にやらないといけない」

  • 【副業内容】「アンケートサイトの回答で、月々2,000円位で年間2万円位」(41歳男性/システムインテグレータ/ IT関連技術職)
    【メリット】「自分にとってはさまざまな情報が手に入る(もちろん守秘義務は厳守)。見聞が広がる」
    【デメリット】「時間給に換算するととても安い。コンビニなどでバイトしたほうがはるかに稼げる」

■「不動産/株/FX投資など」

  • 【副業内容】「投資で、月に5万から7万円くらい」(50歳男性/物流・倉庫/その他・専業主婦等)
    【メリット】「収入が増える。使えるお金が多くなる」
    【デメリット】「多少なりとも時間が必要。精神的な疲労も伴う」

  • 【副業内容】「会社の昼休みや家で、株を買っています。あまり大きく買わずに、月2、3万の収入を目標として取引しています」(49歳女性/食品/その他技術職)
    【メリット】「自分のおこずかいになるので、新聞やネットなど知識が広がります」
    【デメリット】「株価が大きく下がったりしたときは落ち込みます」

  • 【副業内容】「株、FX、投資信託など投資全般。月2万、年25万くらい」(48歳男性/その他電気・電子関連/ IT関連技術職)
    【メリット】「収入が増える」
    【デメリット】「時間を取られる」

  • 【副業内容】「投資信託の運用。年間で100万前後」(54歳男性/その他/専門職関連)
    【メリット】「本業でガツガツしなくなった」
    【デメリット】「今のところ、ないと思います」

  • 【副業内容】「トレーディング300〜500万(年)」(55歳男性/不動産/営業関連)
    【メリット】「心身ともに余裕が生まれる」
    【デメリット】「オンとオフの区別がつかなくなる」

■「ライター/クリエイティブ系」

  • 【副業内容】「本業とライター業を掛け持っており、月々5万円くらいで、年60万円くらい」(28歳女性/化粧品・医薬品/販売・サービス関連)
    【メリット】「空いている時間に有効にお金を稼げる。視野が広がる」
    【デメリット】「本業がおろそかになる可能性がある。忙しい」

  • 【副業内容】「コピーライティング。まちまちであるけど、多い時で2万円ちょっと、少ないときで1万円を下回る」(36歳男性/専門商社/営業関連)
    【メリット】「ちょっとしたお小遣い程度の収入がもらえます」
    【デメリット】「自由な時間が削られ、仕事と睡眠の繰り返しの日々です」

  • 【副業内容】「ウェブライターで、月5,000円くらいです」(51歳女性/不動産/営業関連)
    【メリット】「他の業種についても視野が広がります」
    【デメリット】「時間がなかなか取れません」

  • 【副業内容】「クラウドワークスでネーミングコンペに参加しており、採用されると収入が入ります。金額はその都度違います」(43歳女性/サービス/販売・サービス関連)
    【メリット】「楽しみながら収入にも繋がる」
    【デメリット】「気力やアイディアが湧かないと作業ができない」

  • 【副業内容】「Androidアプリのプログラミングで月5万円程度」(57歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
    【メリット】「スキル向上」
    【デメリット】「自由時間が少なくなる」

  • 【副業内容】「イラストレーター。年間150万円」(39歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)
    【メリット】「時間を無駄にせず稼げる」
    【デメリット】「本業に影響することがある」

■「事務系・講師系のアルバイト」

  • 【副業内容】「中学生に数学を教えている」(46歳男性/旅行・観光/販売・サービス関連)
    【メリット】「多少の小遣いができるので、趣味に充てることができる」
    【デメリット】「相手に合わせないといけないので時間の制約がある」

  • 【副業内容】「本業と事務の仕事を掛け持っており、月5万円くらいで年60万くらい」(27歳女性/その他/事務・企画・経営関連)
    【メリット】「生活費が増える」
    【デメリット】「自由な時間が減る」

  • 【副業内容】「家の仕事の手伝い。経理事務」(47歳女性/その他/専門サービス関連)
    【メリット】「少ないが収入がある」
    【デメリット】「疲れる」

  • 【副業内容】「データまとめ。年10万円ぐらい」(55歳男性/輸送用機器/営業関連)
    【メリット】「金銭面」
    【デメリット】「時間がなくなる」

  • 【副業内容】「シンクタンクの研究レポートの業務受託で、平日の夜と休日に自分で調査をしてレポートにして提出し、ばらつきはあるものの、平均して月々5万、年間60万円の本業以外の副収入を得ている」(57歳男性/その他金融/営業関連)
    【メリット】「社会とのつながりが太く広くなることと、副業による新しい視点や経験を積むことで、本業のパフォーマンスに好影響が現れている」
    【デメリット】「やはり以前より自分の趣味に費やせる時間は減少しているので、その趣味を楽しむ工夫が必要だと感じている」

■「ネット販売・オークション販売・転売」

  • 【副業内容】「本業とルアービルダー&フィッシンュカービングをハンドメイド販売。本業の繁忙期を除き、月に1~5万円で年間10~60万円位」(55歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
    【メリット】「趣味と実益を兼ね、釣具の購入や釣の遠征費にしている」
    【デメリット】「SNSなどネットを使って宣伝や注文を受けているが、ひとたび中傷コメントなどの妨害行為があるとしばらく売り上げに響く」

  • 【副業内容】「本業は普通のサラリーマンで、本格的な副業というほどではありませんが、不要品をフリマやオークションなどに出品しています。空き時間を利用する程度ですし、入札があまりない月もありますので、月々の金額はまちまちですが、年間で10万円弱くらいではないかと思います」(51歳女性/サービス/その他・専業主婦等)
    【メリット】「不要品を処分してお部屋が片付きますし、お小遣い稼ぎもできていいかなと思っています。本業のように時間に拘束されないので、あまり負担は感じません」
    【デメリット】「自分の場合は空いた時間に無理しない程度に副業をしていますが、もし副業の方に多大な時間を費やすようになるとするとプライベートな時間を過ごせなくなりますので、時間に余裕のない生活になってしまうのではと思います」

  • 【副業内容】「本業のサラリーマンとネット通販事業。月々2~3万円前後」(36歳男性/医療用機器・医療関連/メカトロ関連技術職)
    【メリット】「ただの暇つぶしがお金になるのがよい」
    【デメリット】「時間が取られてしまう割には収入が少ない」

■「その他」

  • 【副業内容】「農業で月5万円程度」(60歳男性/流通・チェーンストア/営業関連)
    【メリット】「土曜日曜祝日も、暇にしている時間はない」
    【デメリット】「遊びに行けない」

  • 【副業内容】「太陽光発電事業。年間400万くらい」(33歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
    【メリット】「将来への心配が少なくなる」
    【デメリット】「面倒くさい」

  • 【副業内容】「パチプロ」(43歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/事務・企画・経営関連)
    【メリット】「稼げる」
    【デメリット】「不安定」

■総評

調査の結果、副業をしていると回答した人は29.6%で、全体の3割ほどが何らかの副業をしていることがわかった。副業の内容は、「肉体労働・サービス系のアルバイト」が19.5%でもっとも多かった。続いて「ネット系(アンケートサイト/ポイントサイト/アフィリエイト/YouTubeなど)」が17.4%、「不動産/株/FX投資など」が14.8%。以下、「ライター/クリエイティブ系」(13.4%)、「事務系・講師系のアルバイト」(11.4%)、「ネット販売・オークション販売・転売」(6.0%)と続いた。「その他」は12.1%、「不明/回答なし」は5.4%だった。

副業をしている人は3割ほどとなり、意外に多いという印象を受ける。副業の内容は、「肉体労働・サービス系のアルバイト」がもっとも多く、ここでは深夜のコンビニや飲食店、警備員、清掃や運送会社など、従来の"アルバイト"のイメージ通りの職種が並んでいる。

次に多かったのがいわゆる"ネット系"の副業で、こちらは時代の反映を感じさせる。2位の「ネット系(アンケートサイト/ポイントサイト/アフィリエイト/YouTubeなど)」はもちろんだが、「ライター/クリエイティブ系」や「ネット販売・オークション販売・転売」、株やFX投資などもインターネットの利用が前提となっており、広義ではネット系の仕事といえるかもしれない。またコメントに詳しい記述はないものの、事務系のアルバイトと回答した人の中にも在宅で、ネット経由で受注・納品を行なっているケースもあるようだ。ネットの発達によって、副業のバリエーションも一挙に広がったような印象がある。

副業をすることのメリットとしては、やはり圧倒的に「本業以外の収入を得られる」ことが挙げられている。収入は月に数千円から年間で数百万円まで幅広いが、多くは月に1~5万円程度となっている。その他、視野や見聞が広まることや将来に備えられること、空いている時間が有効に使える、本業にも良い影響を与えるなどの声が寄せられた。自分のキャリアップのために、上手に副業を利用するというやり方もあるだろう。

反対にデメリットは、「疲れる」「時間がなくなる」という人が圧倒的に多い。その結果、本業の方にも影響が出たというコメントのほか、深夜の副業で体を壊してしまったという深刻なものもあった。

最近では、ダブルワークを推奨する企業が話題になるなど、これまでの「副業=家計を助けるために隠れて行う」というイメージもだいぶ変化してきている。決して、二兎を追うものは……などということにならないように配慮しながら、賢い副業ライフを送りたいものだ。

調査時期: 2018年5月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 503人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません