■総評

調査の結果、副業をしていると回答した人は29.6%で、全体の3割ほどが何らかの副業をしていることがわかった。副業の内容は、「肉体労働・サービス系のアルバイト」が19.5%でもっとも多かった。続いて「ネット系(アンケートサイト/ポイントサイト/アフィリエイト/YouTubeなど)」が17.4%、「不動産/株/FX投資など」が14.8%。以下、「ライター/クリエイティブ系」(13.4%)、「事務系・講師系のアルバイト」(11.4%)、「ネット販売・オークション販売・転売」(6.0%)と続いた。「その他」は12.1%、「不明/回答なし」は5.4%だった。

副業をしている人は3割ほどとなり、意外に多いという印象を受ける。副業の内容は、「肉体労働・サービス系のアルバイト」がもっとも多く、ここでは深夜のコンビニや飲食店、警備員、清掃や運送会社など、従来の"アルバイト"のイメージ通りの職種が並んでいる。

次に多かったのがいわゆる"ネット系"の副業で、こちらは時代の反映を感じさせる。2位の「ネット系(アンケートサイト/ポイントサイト/アフィリエイト/YouTubeなど)」はもちろんだが、「ライター/クリエイティブ系」や「ネット販売・オークション販売・転売」、株やFX投資などもインターネットの利用が前提となっており、広義ではネット系の仕事といえるかもしれない。またコメントに詳しい記述はないものの、事務系のアルバイトと回答した人の中にも在宅で、ネット経由で受注・納品を行なっているケースもあるようだ。ネットの発達によって、副業のバリエーションも一挙に広がったような印象がある。

副業をすることのメリットとしては、やはり圧倒的に「本業以外の収入を得られる」ことが挙げられている。収入は月に数千円から年間で数百万円まで幅広いが、多くは月に1~5万円程度となっている。その他、視野や見聞が広まることや将来に備えられること、空いている時間が有効に使える、本業にも良い影響を与えるなどの声が寄せられた。自分のキャリアップのために、上手に副業を利用するというやり方もあるだろう。

反対にデメリットは、「疲れる」「時間がなくなる」という人が圧倒的に多い。その結果、本業の方にも影響が出たというコメントのほか、深夜の副業で体を壊してしまったという深刻なものもあった。

最近では、ダブルワークを推奨する企業が話題になるなど、これまでの「副業=家計を助けるために隠れて行う」というイメージもだいぶ変化してきている。決して、二兎を追うものは……などということにならないように配慮しながら、賢い副業ライフを送りたいものだ。

調査時期: 2018年5月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 503人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません