女優の倉科カナが、フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語'18春の特別編』(12日21:00~23:10)で主演を務めることが1日、明らかになった。

  • 001のalt要素

    『世にも奇妙な物語'18春の特別編』で主演する倉科カナ=フジテレビ提供

倉科が主演するのは、『僕の生きる道』シリーズや『フリーター、家を買う。』などを手掛けてきた脚本家・橋部敦子氏によるヒューマンドラマ「少年」。倉科演じるOL・岡林遥は、とある交通事故を目撃するが、その被害者である不気味な少年との出会いによって奇跡のような出来事が巻き起こる。

『世にも奇妙な物語』で倉科が主演を務めるのは、「相席の恋人」(2012秋の特別編)以来2回目。「前作では大先輩の宇津井健さんとご一緒させていただいて、とても緊張し、お芝居も毎日反省し、落ち込んでいたのを覚えています。そんな中、宇津井さんの温かく包み込んでくださるような人柄と重厚なお芝居にとても助けていただきました。本当に宇津井さんとの思い出のいっぱい詰まった作品です。再度『世にも奇妙な物語』に出演するにあたって…当然宇津井さんはいない、1人で立っているんだと少し切なくなりました。また『相席の恋人』がとてもステキな作品でプレッシャーはありますが、プレッシャーに負けず、丁寧に紡いでいけたらと思っています」と意気込みを語る。

今作については「誰しも経験すること…苦しいけど乗り越えなければいけないこと、でも自分ではその一歩が進めない…が描かれており、きっと見てくださる方も少し心が軽くなる作品になるんじゃないかなと、そのためには言葉だけではない、行間にあふれた思いをしっかり、そして大切にしたいと思いました」といい、「きっと見てくださった方々の心が少し軽くなるような…そして愛しい人の存在をあらためて、大切にしたいと思える、そんな心のある、とっても素敵なヒューマンドラマになっております」とアピールした。

フジテレビ編成部の稲葉直人氏は「橋部敦子さんの繊細な筆致で紡がれた本作の主人公は、背負ってきた人生を、清涼感をたたえながらも深く表現できる女優さんでなければなりませんでした。それを倉科カナさんに演じていただくことが叶い、今から完成が楽しみでなりません」と期待を語っている。

『世にも奇妙な物語'18春の特別編』は他にも、三浦春馬主演のヒューマンSF作品「明日へのワープ」、乃木坂46・白石麻衣主演のホラーサスペンス「フォロワー」が放送される。

  • 002のalt要素
  • 003のalt要素
  • 004のalt要素

(C)フジテレビ