タイ国際航空は4月20日~6月12日の期間限定で、エアバスA380-800を中部=バンコク線(午前発TG645便および復路TG644便)に投入する。A380の投入は、同路線では2017年3月の期間運航に引き続き2度目となる。

  • 期間限定でエアバスA380-800を中部=バンコク線に

    期間限定でエアバスA380-800を中部=バンコク線に

これに伴い、タイ国際航空はロイヤルファーストクラス(各便12席)の販売を開始する。A380が投入される中部発着便のスケジュールは、TG645便(11:00中部発/15:00バンコク着)とTG644便(00:05バンコク発/08:00中部着)で、同便は毎日運航する。

同社は、総2階建てのA380に507席(ロイヤルファーストクラス12席、ロイヤルシルククラス60席、エコノミークラス435席)設置しており、2階キャビンの前方部分にロイヤルファーストクラス、その後方にロイヤルシルククラス、そして2階キャビンの最後部と1階キャビン全席がエコノミークラスという並びになる。

  • 12席限定のロイヤルファーストクラス

    12席限定のロイヤルファーストクラス

ロイヤルファーストクラスは、プライバシーが保たれたコンパートメント型のシートを採用し、全長200cmにもなるフルフラットシートに、23インチの大型スクリーンを装備している。バンコク・スワンナプーム国際空港では、ファーストクラスラウンジ利用に加え、スパラウンジにおいて無料で全身スパトリートメントを受けることができる。同施設は、2015~2017年の3年連続でSkytrax社のWorld's Best Airline Lounge Spa Facility賞を受賞している。

ロイヤルファーストクラスとロイヤルシルククラスには180度リクライニングのフルフラットシートを採用し、全クラスにオンデマンドの100種類の映画、150種類のテレビ番組、30種類のゲームなどが楽しめる機内エンターテイメント、WIFI(有料)も装備している。