ANAは2018年4月1日より、機内Wi-Fiインターネットを無料で提供する。また、2019年度下期より、国内線主力機材(B777・B787)へ順次シートモニターを装着する。

  • 機内Wi-Fiインターネットを無料で

    機内Wi-Fiインターネットを無料で

ANAでは2017年夏より、隈研吾氏監修によるラウンジ改修、プレミアムクラスの食事サービスのリニューアル、また、機内Wi-Fiエンターテイメントのラインナップを増やすなど、サービス向上を展開している。

2018年4月からは機内Wi-Fiインターネットを無料で提供するほか、無料で楽しめるビデオやオーディオコンテンツなどの機内Wi-Fiエンターテイメントを100コンテンツ以上に拡大する。さらに、A321neoに続き、国内線の主力機であるB777・B787に順次シートモニターを装着する。

引き続き、国内線ANA Wi-Fi Service提供機材を拡大し、2018年度末までに国内最大規模の約100機にてANA Wi-Fi Serviceを展開する予定となっている。

機内Wi-Fi インターネットサービスの対象機種は、B777・B787・B767・B737-800・A321の全てのクラス(機内入口にロゴが添付されている便が対象)。B737-500、B737-700、A320、DHC8-Q400は同サービスの対象外機材となる。なお、国際線機材で運航される便は、同サービスの対象外となる。

機内Wi-Fiエンターテイメントも2018年4月1日より、さらに充実させる。人気ドラマやバラエティ、アニメなどのビデオやオーディオコンテンツが100コンテンツ以上に増加する。ビデオやオーディオコンテンツに加えて、「ANA SKY LIVE TV」では、国内線において唯一、最新ニュースやスポーツがライブで視聴できるほか、「e-books」においては雑誌やコミックを楽しめるなど、より快適な空の旅を過ごせるよう、様々なコンテンツを用意する。

  • A321neoの機内

    A321neoの機内

国内線の主力機であるB777・B787へのシートモニター、USB充電ポート、パソコン電源の装着を2019年度下期以降、順次展開していく。ANAは2017年9月に、ANAの国内線仕様機として初となる全席にシートモニターを完備したA321neoを導入した。A321neoは、現在国内線において2機を運航しており、2018年度末までに11機となる予定。