俳優の高杉真宙が出演するファンケルの「手元のピント調節機能を助ける」機能性表示食品「えんきん」のCMが20日より全国で放送される。

高杉真宙

同商品は俳優・村田雄浩が出演し、年齢による目の筋肉の衰えで手元の細かい文字が読めない、というコミカルな演技が注目されていた。今回は電車の中を舞台に、村田演じる男性が、平気で読書ができている若い人(高杉)を見つけ「若い人は、どうして平気なんだろう?」と気になってしまう、という展開になっている。CMは20日から11月5日まで、15秒と30秒の2パターンを放送。交通広告やWEB広告でも展開する。今回はCM撮影中の高杉に密着した。

電車の撮影は久しぶり

撮影は実際に動く電車の中で行われた。天候に恵まれCMのイメージにぴったりな光が射しているが、晴れている分だけ外の暑さも厳しいものに。電車の中は涼しく保たれているとはいえ、撮影陣がぎゅうぎゅうに車両に入り、熱い空気に満ちている。実際に動いている車両を貸し切って行われた中、並んだ本の高さや演技のタイミングなど、細かいところまでこだわりながら撮影は進んでいった。高杉のアップの場面に差し掛かると、あまりの顔の整い方に、スタッフからも思わず「きれい」と声が漏れていた。

撮影中はずっと隣同士のふたり

電車の中での撮影は久しぶりだという高杉だが、「ふだんは電車に乗ります」と意外な発言。電車の中では「本読んだりもします。あとは漫画ですね。移動時間が長いので、結構読んでいます」と明かした。

小説ではミステリーやサスペンスが好きだというが、今回のCMで使われているのは夏目漱石の短編集『文鳥・夢十夜・永日小品』だ。高杉は「僕は若い文学青年の役なので、僕と同世代の人にもなじみやすくて読みやすい短編集を小道具としてセレクトしているそうです」と選定の理由を説明。「実は僕、『夢十夜』を呼んだことがなかったんですよ。でも撮影中に少し読んだだけでも面白いですし、タイトルも興味深いものばかりでおすすめですね。僕もこれから読み進めようと思いますので、みなさんもぜひ同じ本を読んでくださったらうれしいですね」とメッセージを送った。

読書する姿に周囲も感嘆の声

撮影中は村田と談笑していた高杉。「舞台挨拶の時の映像を見てくださったらしくて、そのお話をしました」と語る。大先輩ながら気さくに話しかけてくれる村田のおかげで「撮影が楽しいです」と笑顔を見せた。今回のCMでは若者代表という立ち位置になるが、「年上の方からよく言われるのは『当たり前のことをちゃんとやること』。特に挨拶についてはずっと言われてきたので、意識しています。撮影でも上の方と絡むことは多いですね」と、これまでに受けたアドバイスに就て話してくれた。

長丁場となるCM撮影も、高杉は「当たり前みたいな感覚です」と頼もしい様子。撮影の合間にはお菓子を食べながら乗り切っていたが、「お菓子は撮影じゃなくてもよく食べます(笑)。今日もグミを食べました」とお茶目な姿を見せた。