お笑いコンビ・バナナマンの設楽統と日村勇紀が17日、東京・赤坂のTBSにて、MCを務める同局系バラエティ特番『消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人を大追跡SP~』(8月27日18:30~20:54)の収録後に囲み取材に応じ、番組にちなんで"第二の人生"について話した。

バナナマンの設楽統

同番組は、超一流アスリートが、競技人生の中で遭遇し衝撃を受けた"天才"の第二の人生をのぞき見るスポーツバラエティ。現在は姿を消してしまった"天才"の今を追跡すると、驚きの転身や今だから言える衝撃の事実が明らかになる。

設楽は、芸人ではない"第二の人生"を考えることがあるか聞かれると、「この仕事をする前に1回就職しているのでよく考えます。そのまま就職していたらどんな人生だったのかなと」と返答。「西武鉄道の駅員やっていたことがあって、ゆくゆくは地元秩父の観光事業に携わるという計画で西武鉄道に入った。そのまま辞めなかったら地元でそういうことやっていたのかなって、地元帰るたびに思う」と語った。

さらに、「それ以外にも文房具デザイナーや家具職人になっていたらどうかなとか、ことあるごとに言っている。文房具とか家具とか好きなので」と告白。今後、別の業界に踏み入れる可能性については、「もちろん。この番組でも…アスリートの方たちは活躍していたときよりもその後の人生の方が長いわけで」と答えるも、「でも俺そんな若くないんだ。やばい! この先もまだまだあるからわからないって言おうとしたんですけど、そんなにないかもしれない。だから今を一生懸命生きよう!」と言い直した。

また、相方の日村について、「日村さんはほかは無理だと思う。(お笑いは)天職だと思う」と意見。「だってこんなおもしろい顔の人がほかのどこかで働いていたらもったいない。スカウトされると思う」と笑いを誘い、日村自身も「お笑い以外のことは考えたことないです」と話した。

同番組には、"平成の大横綱"貴乃花が唯一勝てなかった天才K、元巨人の大エース桑田真澄がPL学園で勝てなかった同期の天才T、元メジャーリーガー松井秀喜の"五打席連続敬遠"の陰に消えた甲子園史上最高投手Mらが登場する。