2017年10月から放送開始予定のTVアニメ『ブラッククローバー』より、主人公・アスタが入団する「黒の暴牛団」メンバーのキャストが公開された。

「黒の暴牛団」メンバーは、ヤミ(cv. 諏訪部順一)が団長を務める「魔法騎士団」のひとつで、9つの魔法騎士団の中で、武功よりも被害総額が上回る最低最悪のデスペラート(ならず者)集団。主人公・アスタとヤミと共に、一癖も二癖もあり何かが欠落しているユニークなメンバーとなっている。

ノエル・シルヴァ(cv. 優木かな)は「王族出身で魔力をうまく扱えず家族に"出来損ない"」と蔑まれてきたヒロイン、フィンラル・ルーラケイス(cv. 福山潤)は「軟派で女好きな空間魔法の使い手で団長ヤミの"アッシーくん"的扱いを受けている」、マグナ・スウィング(cv. 室元気)は「見た目も性格もヤンキーで口も悪いが心優しい炎魔法の使い手」、ラック・ボルティア(cv. 村瀬歩)は「何事よりもバトルを優先してしまうバトルマニアで、鋭い危機察知能力と雷魔法の使い手」、ゴーシュ・アドレイ(cv. 日野聡)は「妹のためなら善悪の見境がなくなる超シスコンで、超莫大な魔力を持つ鏡魔法の使い手」、バネッサ・エノテーカ(cv. 水樹奈々)は「酒好きでいつも二日酔い、色気たっぷりの糸魔法属性をもつ美しき魔女」、チャーミー・パピットソン(cv. 安野希世乃)は「食べることが大好きで、食が絡むとすさまじい魔力を放つ綿創世魔法属性の少女」、ゴードン・アグリッパ(cv. 松田健一郎)は「極度のコミュニケーション障害で団員達と仲良くできない呪術魔法の謎な存在」。そして、変身魔法でいつも様々なものに変身しており誰も本当の姿を見たことがないグレイ役は……謎のベールに包まれたままとなっている。

TVアニメ『ブラッククローバー』登場キャラクター

■ノエル・シルヴァ cv. 優木かな
黒の暴牛団団員/水魔法。王族であるシルヴァ家の末妹。膨大な魔力を持ちながら力をうまくコントロールできず、見当違いな方向に放ってしまうことが多い。ほかの兄姉が優秀なため、家族から「出来損ない」と蔑まれそのことがコンプレックスになっている。本当は一生懸命でやさしい性格なのだが、素直になれず、生意気で高飛車な態度ばかりとってしまう。バカだがまっすぐなアスタのことが気になっている。でもやっぱり素直になれない。
◎優木かなのコメント
原作を読み始めたらページをめくる手が止まりませんでした!そんなワクワクが沢山詰まった作品に出演することができて本当に嬉しいです!可愛くてカッコいい『ノエル・シルヴァ』を全力で演じさせていただきます!

■フィンラル・ルーラケイス cv. 福山潤
黒の暴牛団団員/空間魔法。便利な空間魔法の使い手として、団長であるヤミの"アッシーくん"としてこき使われている。 軟派で女好き。攻撃的空間魔法を使う名門一族の長男として生まれるが、本人があまり戦いを好まないせいか、お家芸である攻撃的魔法が苦手。スタミナも足りない。だが魔力のコントロールや状況を判断する能力は高く、目に見える場所や知っている場所であれば、タイミングよく空間の開閉ができる。
◎福山潤のコメント
フィンラルの声を担当する事になりました福山潤です。熱く胸躍る本作品に関われる事だけでも嬉しいのですが、黒の暴牛の団員として尽力出来るのは光栄の極みです。軟派なフィンラルですが、楽しく魅力的に演じてゆきます!!

■マグナ・スウィング cv. 室元気
黒の暴牛団団員/炎魔法。アスタ同様、王都からはなれたド田舎・ラヤカ村出身。見た目も性格もヤンキーだが、弱いもの、困っているものにはやさしく後輩の面倒見もいい。ヤミを「漢(おとこ)の中の漢」と慕い「筆頭舎弟」を名乗る。同じ"黒の暴牛団"のラックとは仲がいいのか悪いのか、よくじゃれ合って(どつき合って?)いる。
◎室元気のコメント
はじめまして。マグナ役の室元気です。漫画を読んだ時マグナに思った、わぁ快活だなぁ!とか、わぁ漢らしいなぁとか、そういう所を、たくさん表現できたらいいなと思います。どうぞよろしくお願いします。

■ラック・ボルティア cv. 村瀬歩
黒の暴牛団団員/雷魔法。平民出身だが強い魔力を持ち、感知能力に優れる。いつも薄ら笑いを浮かべたバトルマニアで、強いものと戦うことが何より好き。たったひとりの家族であった母親から、常に"勝ち続けること"、"強いこと"を強要され厳しく育てられたせいか、破綻した性格の持ち主になる。
◎村瀬歩のコメント
オーディションの際に原作を読ませていただいて、とても面白くて読み進める手が止まりませんでした!そんな素敵な作品にご縁をいただけてとても嬉しいです!アニメでも、マグナさんを沢山おちょくるぞ~!(笑)

■ゴーシュ・アドレイ cv. 日野聡
黒の暴牛団団員/鏡魔法。「妹だけが自分のすべて」と言い切る超シスコン。妹のためならば善悪にかかわらず何でもやる。 膨大な魔力を持ち、鏡を使った変わった魔法を使う。貴族の名門・アドレイ家に生まれるが、両親の死後、幼い妹・マリーとともに家を追い出される。生活のために盗みなどの罪を犯して投獄。脱獄して逃げる途中にヤミと出会い、彼の誘いで"黒の暴牛団"に入る。
◎日野聡のコメント
この度『ブラッククローバー』でゴーシュ役の声を担当させて頂くことになりました日野聡です。原作の魅力をアニメーションを通しても多くの皆様にお届け出来るよう全力を尽くします!

■バネッサ・エノテーカ cv. 水樹奈々
黒の暴牛団団員/糸魔法。酒好きでお色気たっぷりの魔女。ほとんどいつも二日酔い。魔力のコントロールを得意とし、糸を使った魔法を使う。 案外テキトーな性格だが、後輩や仲間たちの面倒見はいい。閉鎖的な"魔女の森"で暮らしていたが、あるときヤミと出会い、その言葉に心を動かされ、森を治める"魔女王"に逆らって外の世界へと飛び出す。
◎水樹奈々のコメント
超個性的で自由人だらけの「黒の暴牛」。その一員になれることが嬉しいです!お酒と男の人が好きで抜群のプロポーションを持つバネッサ……私に足りないモノだらけですが(笑)、思いっきり楽しみながら演じさせていただきたいと思います!

■チャーミー・パピットソン cv. 安野希世乃
黒の暴牛団団員/綿魔法。とどまることを知らない食欲の持ち主で、いつも何か食べている。自分の食べ物を他人に奪われることは嫌いだが、自分から美味しいものをすすめて一緒に喜んで食べてもらうことは好き。自分の綿魔法で生み出した"ヒツジのコックさん"にいつもおいしい料理を振舞ってもらっている。あるとき、勢いあまって手放してしまった食べ物を救って(?)くれたユノに一目ぼれ。密かに"救食の王子(きゅうしょくのおうじ)"と呼ぶように。食べ物がからむとすさまじい魔力を放つことから、かなりの実力を秘めていると思われる。
◎安野希世乃のコメント
オーディションをきっかけにこの作品に出逢ったのですが、読み進めるうちにあまりの面白さにのめり込んでしまい、気付いたら夜が明けていました。こんなにも素敵な作品と関わることが出来て、心から幸せです。

■ゴードン・アグリッパ cv. 松田健一郎
黒の暴牛団団員/呪術魔法。いつもブツブツとつぶやいており、"黒の暴牛団"の団員たちも怖くて近寄りづらい雰囲気を漂わせている。できることならみんなと仲良くしたいと本当は思っているのだが、極度のコミュニケーション障害で、結局、話しかけられない。
◎松田健一郎のコメント
まさか自分が「ブラッククローバー」に出演させて頂けるとは思いませんでした!大変有り難いです!ゴードンは全くもって未知数の人物ですよね。コミュニケーション不可と言われる彼のブツブツ独り言を如何に演じるか試行錯誤しております。「黒の暴牛」の一員として頑張らせて頂きます!!

■グレイ cv. ?
黒の暴牛団団員/変身魔法。得意の変身魔法でさまざま姿に変身していて本当の姿を見た者はいない。実は大変なはずかしがり屋で生身の姿を見られるのがとてつもなく恥ずかしいらしい。自分自身が変身するだけでなく、ほかのものに魔法をかけて変身させることもできる。

TVアニメ『ブラッククローバー』は2017年10月よりテレビ東京系にて放送開始予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。

(C)田畠裕基/集英社・テレビ東京・ブラッククローバー製作委員会