フィンエアー(本社: フィンランド)は7月28日、エアバス最新鋭機A350XWBの11機目として受領予定の機体に、北欧のデザインブランド「マリメッコ」の特別塗装を施すことを発表。新たなマリメッコ塗装は、Maija Isola(マイヤ・イソラ)氏がデザインした、石がモチーフの「KIVET(キヴェット)」柄で、「UNIKKO(ウニッコ)」柄がデザインされたエアバスA340機、A330機に続く3機目のマリメッコ塗装機となる。

マリメッコ3号機は同社11機目となるA350XWB

新造機は7月28日現在、フランス・トゥールーズにあるエアバス社の工場で最終工程段階にあり、8月20日頃から約1カ月間にわたり各機能の最終テストと試験飛行を行った後、9月下旬頃フィンエアーに納入される予定となっている。マリメッコとフィンエアーのデザインコラボレーションは2012年からスタートし、2013年からは全ての路線でマリメッコがデザインしたテキスタイルやテーブルウェアが採用されている。

「KIVET(キヴェット)」柄を導入

marimekko for Finnairコレクションは、Maija Isola氏のオリジナルデザインをマリメッコのデザイナーであるSami Ruotsalainen氏が再構築したもの。ブルー、グリーン、グレーの色調と伝統的なパターンは、空高く飛翔する機体から見えるフィンランドの自然や風景をイメージしている。

マリメッコ初号機(A340-300)

マリメッコ2号機(A330-300)