7月28日公開の映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の公開記念スペシャルセレモニーが24日、東京・押上の東京スカイツリーで行われ、日本語版の吹替えを担当したベッキー、銀シャリの鰻和弘と橋本直、森川智之、山路和弘が出席した。

ベッキー

1932年に公開された映画『ミイラ再生』をトム・クルーズ主演でリメイクした本作。公開を間近に控えたこの日は、劇中で王女ミイラ・アマネットが5千年もの封印されている棺を精巧に再現した高さ0.9m×幅2m×奥行3mに総重量10tにもおよぶ砂像(サンドアート)をお披露目されたほか、日本語吹替えを担当したベッキーらが登壇してトークショーを繰り広げた。

本作で呪われた古代エジプト王女アマネット(ソフィア・ブテラ)の声を担当したベッキーは「すごくドキドキしましたね。苦労したのは叫ぶシーンがあり、家で叫んだりすると誰かが来ちゃうので、中々練習ができずにぶっつけ本番だったのが大変でした」としながらも、「バラエティとは違う大人っぽい声の出し方だったので、自分の中では新鮮で楽しかったです」と達成感を感じている様子。一方、本作で声優初挑戦となった銀シャリの2人は「恐れ多いです」と恐縮しきりだったが、鰻が「思ったよりもセリフが多くて、ほんまに何回も撮り直しをしたんです。死ぬリアクションだけは一発OKでした。すごく上手かったみたいですよ」と笑わせた。

5千年前から復活した王女ミイラのアマネットとトム・クルーズ扮するニックという最強の2人が対峙する本作にちなみ、「自身にとっての最強の敵は?」という質問にベッキーは「自分です! スマホゲームが大好きで止められなくて、朝起きてから6時間ぶっ続けでやってベッドから出ないこともあり、そんな過ごし方で、本当にダメ人間だなって思います」と自虐的コメント。また、封印したいほど恥ずかしい夏の思い出については「今回のお仕事を、ロサンゼルスにいる妹に自慢したいと思って電話したんです。今すごい勢いのあるソフィア・ブテラの声をやると。そしたら妹が『ああ、友だちだよ! 言っとくね』と。すごく自慢したくて電話したのに、妹は(ソフィア・ブテラの)友だちでした。恥ずかしくなりました」と明かしていた。映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が、7月28日より全国公開。