俳優の高杉真宙が、NHK Eテレの小中学生向けメディア・リテラシー新番組『メディアタイムズ』(10月12日スタート 毎週木曜9:25~9:35)に出演することが14日、わかった。他、鈴木砂羽、古舘寛治、芦田愛菜が出演する。

左から芦田愛菜、高杉真宙、鈴木砂羽、古舘寛治

同番組は、小中学生が、メディアのあり方ついて仲間と話し合いながらメディア・リテラシーを身につけることをねらいとした番組。映像制作会社“メディアタイムズ”のディレクター・コーヘイ(高杉)が新聞やテレビ、ネットサイトなどメディアの現場を取材し、オフィスでプロデューサーのキョウコ(鈴木)、編集の後藤(古舘)、後藤の娘・リカ(芦田)とともにメディアとどう向き合えばいいのか話し合っていく。

フジファブリックがオリジナル曲「1/365」を書き下ろし、脚本はヨーロッパ企画の大歳倫弘が務めるなど、実力派クリエイターが集結。10月からのレギュラー放送に先駆け、18日16時半より、エピソード0「動画クリエイター」を放送する。小中学生に人気の職業「動画クリエイター」を題材に、人気動画クリエイター・くまみき、Masuoの動画制作のねらいや工夫などを紹介する。

ゲーム実況中継に興味があったという高杉は「とてもタイムリーなお仕事」と驚いた様子。「子供たちにメディアの事を学んだり考えたりするきっかけになってもらいたい」と意気込んだ。

高杉真宙コメント

「メディアタイムズ」で映像制作会社のディレクター・コーヘイ役を演じさせて頂くことになりました。コーヘイは、おっちょこちょいでたまに失敗したりもするんですが、正義感が強く、優しい性格の青年で、仕事を通してメディアの事を学んでいきます。

先日、初回の撮影をしましたが、共演の皆さんが全員「初めまして」の方だったので、最初は緊張して現場に入りました。でも、とても皆さん明るくてすごく楽しい現場で、これからの撮影が楽しみになりました。

6月18日に放送する「メディアタイムズ」では、動画共有サイトのクリエイターを取り上げていますが、僕自身も最近、ゲーム実況中継をしてみたいなと思っていたので、とてもタイムリーなお仕事で、動画クリエイターについてより詳しく知ることができ、勉強になりました。

「メディアタイムズ」は、学校の授業でも見ていただけるそうで、それもとても嬉しいです。僕も学校の授業でEテレの番組を見た思い出があり、僕の時は『ざわざわ森のがんこちゃん』でしたが、いつもの授業とはまた違うという事もあって、すごく印象に残ってますので。「メディアタイムズ」がきっかけで、子供たちにメディアの事を学んだり考えたりするきっかけになってもらいたいですし、ご家族でお話するきっかけになれば、すごく嬉しいです。僕自身も、観てくださる方と一緒に「メディアタイムズ」を通して学んでいきたいと思います。