沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で22日、『劇場版 お前はまだグンマを知らない』(7月22日公開)が上映され、舞台挨拶に主演の間宮祥太朗をはじめ、吉村界人、山本博(ロバート)、椿鬼奴、水野格監督が登場した。

間宮祥太朗

同作は、「未開の地グンマー」「日本最後の秘境」「古代グンマー帝国」など、ネット民に独特のいじられ方をされる群馬県を舞台にした井田ヒロト氏の同名コミックを映画化した作品。3月に日本テレビ系でドラマ化もされ、話題となった。

間宮は「こんな見どころの多い沖縄県で群馬の話を見るという(笑)。本当にありがとうございます」とあいさつ。群馬出身の山本は「群馬のことをなかなか知ってもらう機会ないので、こういう機会があって本当にうれしいです」と喜んだ。

また、間宮と吉村が劇中でパンツを下ろすシーンの話で盛り上がり、間宮は「パンツを下ろしたときは寒いんですよ。山の上の方で雪も解けきってなくて、寒くて…」と裏話を告白。スモークをたいての撮影だったため風に影響されたそうで、「『あー、風ダメだ、もう1回!』って」と何度も撮影を行ったことを明かした。

さらに、「顔のストレッチを毎日した」と振り返り、「監督とどの顔がいいって、顔の打ち合わせをしていました。気持ちの打ち合わせよりも(笑)」と説明。監督も「顔の打ち合わせ9割」と笑った。そして、間宮が「映画を見て、群馬いいなと思った人?」と尋ね、大勢に人が手を挙げると、「よかったよかった。そのためにやった作品です」と安堵の表情を見せた。

同映画祭は、4月20日~23日の4日間開催。北部や離島も含む20以上の会場で、映画の上映&舞台挨拶をはじめ、お笑いライブや音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを展開する。