芸人の波田陽区が12日、テレビ東京で行われた『テレ東スポース祭 世界卓球×全仏オープンテニス2017』の会見にゲストとして登場した。会見には福澤朗、滝川クリステル、平野早矢香が出席した。

波田陽区

波田は、2016年のリオデジャネイロオリンピックにて、卓球で日本人初のシングルスメダリストとなった水谷隼選手と顔が似ていたため話題に。世界卓球のユニフォームを身につけ「水谷隼です」と言いながら登場した。

「10年以上ギター侍というネタでうだつの上がらない人生が続いた」という波田だが、「水谷さんのおかげで、何の努力もしてないのに人生が一変しまして」と状況を説明。ロシアの水谷選手に向かって「ありがとうございます!」と頭を下げた。

波田はさらに、仕事量も「おかげさまで、5倍に増えました」と告白した。「家族がいるんですが、おかげで子供の給食費も払えるし、家賃も払えるし、うちの家族は水谷さんところの扶養家族ですね」と喜び、「うちでは水谷さんのことを師匠と呼んでいます」と明かした。

水谷選手からは映像で波田に向けて「絶対に滑らないようによろしくお願いします」とメッセージが届いたが、波田は「すでに滑ってますので申し訳ない」と恐縮。「僕に似てるとか、僕がモノマネとか、水谷さんに得は一つもないんですよ」と訴えかけた。そして「それでも水谷さんは、卓球界のことを考えて、僕を通して1人でも卓球に興味を持ってくれる人が増えればと、ああやって頑張ってくださいとか言ってくれる」と語り、「心の大きい方だってことですね」と頷いていた。