演出家でタレントのテリー伊藤が19日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)に生出演。宗教団体「幸福の科学」への出家を表明した女優の清水富美加が、17日に千眼美子(法名)の名義で出版した著書『全部、言っちゃうね。』(幸福の科学出版)について言及した。

テリー伊藤

同書を読んだというテリーは、「清水さんって両親も幸福の科学。子供の頃からそういう意識がある。宗教というのは、つらいときにそこに行って、神様を感じてファイティングポーズをとって現場に戻るのが普通。彼女はそれを分けて、芸能界にいたことが全部ダメって…」と話し、「じゃあ、あなたにとっての宗教って何? 幸福の科学ってそれだけの力がないの? 一般のところに出してつらいことがあったときに戻ってきちゃうって変だと思う」と疑問を口にした。

西川史子が「それだけ苦しかったんじゃないですか?」と言うと、「苦しいんだったら宗教は本来、(芸能界にいた)9年間で助けるべき。それを助けないでテーブルひっくり返したのはおかしい」とテリー。「芸能界で得たものを書かず、全部芸能界がマイナスっていうことを言うと、幸福の科学はいったいどういう存在なのか、人生の中で実は役に立ってなかったんじゃないかって」と意見を述べ、「日々の生活の中で出会う人を全部マイナスに捉えていくその人生ってなんなのよ。全部がネガティブな捉え方をしていく9年間…」とつぶやいた。