タレントのヒロミ(51)が20日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されていた歌手・ASKA(58)が嫌疑不十分で不起訴処分となったことについて、「警察どうしちゃったの?って感じがする」とコメントした。

ヒロミ

ASKAは先月25日、「盗聴されている」と自ら110番通報。任意の尿検査で陽性反応が出たことから同月28日に逮捕された。ところが、逮捕後の取り調べで、提出した尿は「あらかじめ用意したお茶」だったと主張。警視庁が本人の尿と立証できなかったことから、きのう19日に不起訴処分となったという。

ヒロミは「どういう経緯なのか…警察が不手際があったとか、お茶だったとか、本当によくわからない状況。じゃあ何で尿検査のときにお茶を出したのか、(覚せい剤を)やってなければ普通に尿出していればいいと思ったり」と疑問を口にし、「警察ももうちょっとちゃんと…警察どうしちゃったの?って感じがする」と率直な感想を述べた。

番組に出演した兵庫県警元警部補の飛松五男氏は、今回の嫌疑不十分について「ありえない警察の大失態」と断言。採取した液体が少量で覚せい剤の鑑定で使い切ってしまったため、お茶か尿か判断できなかったという警視庁の説明についても、「こんなことはありえない。言い訳にしかすぎない」と厳しい口調で語った。