六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(東京都港区六本木)が主催する「六本木天文クラブ」は11月14日、「普段よりちょっと大きな満月を愛でる会」を開催する。

「スカイデッキ」からの眺望のイメージ

同イベントは、"2016年最大の満月"を見る観察会として、月が地球に最接近するタイミングと満月のタイミングが重なる11月14日に開催される。1年のうちでもっとも大きく見える満月は、近年では"スーパームーン"と呼ばれ注目されている。今回の満月では、月が地球に約35.7万kmの距離(地球中心と月中心の間の距離)まで近づくが、この距離まで近づくのは68年ぶりとのこと。

望遠鏡から見た月

海抜270メートルに位置する「スカイデッキ」(森タワー屋上)は、オープンエア形式の展望台として都内有数の高さを誇る。都心の真ん中にあるため、眼下に広がる夜景とともに2016年最大の満月を楽しむことができるという。

観察会の様子

また、当日は天文の専門家"星のソムリエ"である泉水朋寛氏の解説も受けられる。今回の満月は、最も遠くに月がある時に比べて約3割大きく見えるが、実感としてどれくらい違うのかも教われるという。

観察会の様子

開催日時は11月14日の19時~21時で、月が地球と約35.7万kmの距離まで最接近するのは20時21分。参加自由で、料金は無料となる。ただし、「スカイデッキ」までの入場料(一般・税込2,300円)を支払い、開催時間内に行くことが必要。なお、「スカイデッキ」での観察会は雨天・荒天により中止となることがある。