SF映画の金字塔と言われるリドリー・スコット監督による『ブレードランナー』(1982年)の続編『Blade Runner 2049』の邦題が、『ブレードランナー 2049』(数字の読み方:ニー・ゼロ・ヨン・キュウ)に決定したことが9日、明らかになった。

上:左からドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、リドリー・スコット、ハリソン・フォード、ライアン・ゴズリング/下:コンセプトアート

また、オフショットとして撮影された写真も公開。左からドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、リドリー・スコット、ハリソン・フォード、そしてライアン・ゴズリングという豪華メンバーが写っている。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、前作に引き続きリック・デッカードを演じるハリソン・フォードに対し「彼は素晴らしいアドバイスを山ほどしてくれるよ」とコメント。製作総指揮にリドリー・スコット、そしてその役柄は明らかになっていないが注目の俳優ライアン・ゴズリングを加えたこのチームを「やる気に満ちた最高のチームだよ。僕らに失敗という選択肢はないんだ」と並々ならぬ意気込みを語っている。

続編は、1982年公開のオリジナル作品の舞台である 2019年から数十年後と言われているが、タイトルから推測すると30年後の2049年の世界を描いているようだ。ハリソン・フォードが前作の主人公リック・デッカード役を再び演じるほか、リドリー・スコットは製作総指揮を担当。監督を務めるのは、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が高く評価され、新作『メッセージ』の全米公開も11月11日に控えるドゥニ・ヴィルヌーヴだ。