『ファインディング・ニモ』(C)BANG Media International

最新作『ファインディング・ドリー』の日本公開が今月16日に迫るピクサーが、今後毎年オリジナル映画を公開する予定であると発表した。

ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下のピクサーは、『ファインディング・ニモ』や『トイ・ストーリー3』などシリーズ作品としての大ヒット作を送り出すことが多いものの、『カールじいさんの空飛ぶ家』や『ウォーリー』などの単独作にも今後より焦点を置いていくつもりのようだ。

同社のジム・モリス社長は、新たなキャラクターを作り出すことの重要性について『エンターテイメント・ウィークリー』に、「1本の映画がヒットするとほとんどのスタジオは続編製作に飛びつくものですが、弊社のビジネスモデルは映画制作者としての形態であり、オリジナル作品の監督が良いと思うアイデアを提案しない限りは続編は作らず、次へと進むつもりなのです」「続編はオリジナル作品よりも難しいという人もいます。なぜなら一方では楽に見えても裏切ることのできない期待を持ち合わせた世界なのです」と語っている。

そして、モリス氏は「弊社は毎年オリジナル作品を製作し、やるならば続編は1年おきという計画を持ってきています」というプランを告白。また、すでに『トイ・ストーリー4』と『Mr.インクレディブル』続編までの製作は終えているものの、その次となる作品はオリジナルのストーリーになることを明かした。

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