ディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)の七夕プレミアが6日、東京・日本橋三井タワー1階アトリウムで行われ、日本語吹き替え版キャストの室井滋、木梨憲武、上川隆也、中村アン、日本語版海洋生物監修を務めたさかなクンが浴衣姿で登場した。

左から木村英智氏、中村アン、木梨憲武、室井滋、上川隆也、さかなクン

公開を間近に控え、主人公のドリーの声を担当した室井は「選挙も大事ですが、投票のあとは『ドリー』と思っていただけたら」、ニモの父・マーリン役の木梨は「すごいストーリー、すごい映像…間違いなく見た方がいい作品」と猛アピール。新キャラクターであるタコのハンク役の上川隆也とジンベエザメのデスティニー役の中村アンも「ラストに向かってみなさんの期待を裏切るような作品」「ただ見てほしいっていう気持ちでいっぱい」と熱く語った。

翌日の七夕にちなみ、それぞれ願い事を特製の七夕飾りに添えて発表。木梨は「『ファインディング・マーリン』あるかな~!」という願い事を発表し、「ニモからドリーにいっちゃったので、今度マーリンでストーリーを作り始めてるんじゃないか。次が楽しみでしょうがない。その時にマーリンを立候補」とマーリン主人公の物語を期待した。想定しているストーリーを聞かれると、「マーリン死す」と衝撃の答えが飛び出し、「お父さんがいなくなってもニモはしっかりしていくというストーリーになっていくんじゃないか」と話した。さらに、「ラッコもかわいかったんで、『ファインディング・ラッコ』かな」などと想像を膨らませた。

室井と中村も、「映画が大ヒットして続々編でドリーがまたみなさんと会えますように」、「デスティニーに、また会えますように」と、次回作についての願い事を発表。室井は「これ1本でやっていこうかと。どんどん続けてくださると助かります」と切望した。上川の願いは「愛犬が長生きしますように!」。「わが家は愛犬を中心に回っているので、いつまでもこの幸せに続くようにと願っております」と説明し、「すいません、魚の話なのに…」と恐縮していた。

イベントでは、『ファインディング・ドリー』と日本橋で開催される金魚の祭典「アートアクアリウム誕生 10周年記念祭」とのタッグにより制作された、ナンヨウハギ(ドリー)とカクレクマノミ(ニモ)が泳ぐスペシャルアートアクアリウムもお披露目。同イベントの総合プロデューサー・木村英智氏が解説した。さらに、日本語版海洋生物監修を務めたさかなクンも、本作のキャラクターがデザインされた浴衣姿で登場し、「ギョギョギョ!」を連発しながら魚について詳しく説明した。

『ファインディング・ニモ』の続編となる本作は、前作から1年後の物語。忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、カクレクマノミのニモ&マーリン親子と共に、家族を見つける冒険を繰り広げる。

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