富士急行は7月1日に富士山駅が5周年を迎えることを記念し、7月1・3・4日に記念イベントを開催する。4月にデビューした8500系「富士山ビュー特急」の初の夜間運行となるイベント列車「富士山ナイトビュー特急」も登場する。

富士山駅で並ぶ「富士山ビュー特急」と「フジサン特急」

「富士山ナイトビュー特急」は、地元の和食料理店「仙瑞」とのタイアップにより、黄昏どきの富士山を眺めながらお酒と和食おつまみを楽しめる列車。7月1日のみの運転で、運行スケジュールは富士山駅18時55分発、三つ峠駅で折り返し、富士山駅に19時47分着とされた。20時20分終了予定となっている。

料金は、ドリンク2杯(地ビール・ワインなど)と「仙瑞」贅沢おつまみセットが付く「贅沢コース」が4,000円、缶ビール2本に「仙瑞」お手軽おつまみセットが付く「お手軽コース」が2,000円。各コース定員20名。富士山駅で6月30日正午まで参加申込みを電話で受け付ける。

7月3日は「フジサン特急」の運転台見学と洗車機通過体験を実施。運転台見学は10時から10時45分まで富士山駅1番線ホームで開催され、乗車券か入場券が必要となる。洗車機通過体験は富士山駅で11時まで受付を行い、「フジサン特急」で洗車機を通過して、11時30分頃に河口湖駅で解散となる。参加の際、富士山~河口湖間の乗車券が必要となる。

富士山型の硬券を使用した「富士山駅誕生5周年記念入場券」も7月1日から販売開始。富士山駅で当日5時15分から500枚限定で売り出す。同じ日にJR新宿駅と河口湖駅を結ぶJR直通臨時列車「富士山」も運行開始され、これに合わせて下り快速「富士山」の車内(大月~都留文科大学前間)にて、乗客に記念乗車証を配布する。