松本人志、設楽統、小池栄子がMCを務めるTBS系バラエティ番組『クレイジージャーニー』(毎週木曜24:10~24:55)が、7月18日に『クレイジージャーニースペシャル』(21:45~22:54)としてゴールデン進出を果たすことが22日、わかった。

左から小池栄子、松本人志、設楽統

2015年元旦に放送して好評を博し、同年4月から深夜でレギュラー放送がスタートした『クレイジージャーニー』。独自の目線や強いこだわりを持ってスラム街、銃密造村、毒ガス充満の光る山など、世界や日本を巡る人々(=クレイジージャーニー)がスタジオに集結し、常人離れした体験談を披露し、さらに、クレイジージャーニーの新たな旅に同行して「自分じゃ絶対行かないけど、見てみたい!」といったエリアにも潜入する。5月にはギャラクシー賞5月度月間賞を受賞、そして、今年発売されたDVD第1、2弾は、シリーズ合計6万5,000枚のヒットを記録するなど、勢いにのっている。

ゴールデンスペシャルでは、「マンホールタウン」「銃密造村」「世界最大級のキベラスラム」「メキシコ麻薬戦争」に自ら潜入し、取材してきた危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏が、「船の墓場」と呼ばれるスポットに潜入。その知られざる実態に迫る。そして、世界中の奇妙で不思議な光景を集めた大ヒット写真集『奇界遺産』のフォトグラファー・佐藤健寿氏は、今しか見ることのできないキューバの「巨大廃墟」や「謎の風習」を激写。深夜同様の味わい・濃度で、クレイジーな旅人を通じて"世界の別の一面"を紹介する。

松本は「どうなんかって話もあるんだけどもね。それ(ゴールデンで放送)をやること自体がクレイジーなんじゃないのかと」とコメント。出演者自身も衝撃を受けるというが、設楽は「人間の真の部分が見られる番組でもある」と話す。

演出の横井雄一郎氏は「深夜帯で1年間やってきたこと同様、番組の内容や空気感、味わいは変えずにやって行きたい」と説明。「多くの方に見ていただけるチャンスなので、クレイジーな旅人たちの魅力はもちろん、その人たちを通じてしか見ることのできない、刺激的で好奇心をくすぐられる光景をお届けできれば」と意気込んでいる。

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