TBS系『クレイジージャーニー』(毎週木曜23:53~24:38)のDVD発売を記念して、同番組で人気の危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏と奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏が1月31日、都内でトークイベントを行った。

対談は初めてという佐藤健寿氏(左)と丸山ゴンザレス氏

常人では決して踏み入ることのない世界を巡る"クレイジージャーニー"こと、狂気の旅人たちをスタジオに招き、ダウンタウン・松本人志、バナナマン・設楽統、小池栄子がその体験談の聞き役となる伝聞紀行バラエティ番組。昨年正月の深夜に放送されたパイロット版が好評を博し、同年4月からレギュラー化された。

時には番組スタッフが過酷なロケに同行することもあり、中でも登場機会が多かったのがこの2人。丸山氏はスラム街を中心にどんなものでも口にしてしまう大胆な取材スタイルが特徴で、時には動物のフンを踏んでしまう"天然"な一面も。一方の佐藤氏は端正な顔立ちに加え、冷静で計算された取材スケジュールをこなしながら"遅刻グセ"があるなど、2人の"個性"は番組内でも度々ネタにされてきた。

250人分の観覧席は完売。立ち見も出る盛況ぶりで、一般客だけでなく、番組ファンを公言しているDA PUNPのTOMO、裁判傍聴マニアのお笑い芸人・阿曽山大噴火もプライベートで参加した。初の対談は、予定していた30分を大きくオーバーする約1時間15分。これまで番組内で語られることのなかった体験談や撮影秘話などをたっぷり語ったが、終了後、客席からは「まだ何時間でも聞ける」という声も。

街中で声を掛けられることも多くなったという丸山氏。自著の売れ行きも好調のようで、司会のあべこうじから「だからちょっと太ったんですか」と聞かれ、「それはもともとの不摂生です」と疑惑をすぐに否定し、笑いを誘う。一方の佐藤氏は海外でも話し掛けられることがあったそうで、反響の大きさを実感。番組が放送される度に、シリーズ化している写真集『奇界遺産』のAmazonランキングが急上昇しているという。濃密な初対談の詳細記事は、後日配信。

『クレイジージャーニー』のDVDは1月27日に発売され、2月1日時点でAmazonの「お笑い・バラエティ」ランキングで売り上げ1位に。2枚組で価格は2,750円(税別)。約105分の1枚目には「マンホールタウンに潜入」(危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレス)、「恐怖と神秘の洞窟探検」(洞窟探検家・吉田勝次)、「アラスカに取り憑かれた男」(アラスカ写真家・松本紀生)、約102分の2枚目には「世界四大廃墟巡礼の旅」前編・後編(奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿)、「マサイ戦士の妻」(マサイ戦士の妻・永松真紀)が収録されている。